浅漬けの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
浅漬けを作ることの楽しさ
浅漬けの良いところは、短時間で漬けることができて色々なアレンジができるので、毎日食べても飽きないところです。また一般的な漬け物のように、長い月日をかけて漬けるのでないので、大量に作る必要がありません。そのため、いつでも作りたてを頂けると共に、野菜の新鮮さも味わうことができます。 漬け込む時間が少ない浅漬けは、一般的な漬け物のように発酵を伴わないので乳酸菌が存在しません。そのため、漬け物独特の酸味が無いため小さなお子さんでも美味しく食べることができます。最近では、夏野菜のキュウリの漬け物を、丸1本おやつ代わりに食べる子供もいるほどです。 ただし、短時間で手軽に作ることができる分、漬け物自体に乳酸菌が存在しないので食中毒を起こす場合があります。特に多い食中毒が「腸管出血性大腸菌O-157」です。原因として考えられているのは、一般的な漬け物のように大量の塩分や乳酸菌発酵、または野菜を加熱処理しないため、野菜に残っている菌が死滅しきれていないことです。菌は、肥料として用いられる牛ふんから付くとされているため、浅漬けを作る際には、しっかりと野菜を洗浄するとと共に、食べきれる量を作るようにしましょう。 この食中毒防止に新たな光がさしてきており、2014年に東京工科大学の研究グループが、「浅漬けの味を落とすことなく、腸管出血性大腸菌の増殖を防止する効果を持つ乳酸菌を発見した」と発表しました。 これにより、美味しく安全に浅漬けを食べられるようになるでしょう。
浅漬けを作るのに用意する物
簡単に誰にでも作ることができ、あっさりとした食感のあるものに浅漬けがあります。浅漬けは塩の他に、好きな調味料やユズなどの香味野菜を入れることによって独自の味覚を出すことができます。浅漬けを作るには、まず用意するものとして、市販されている簡易漬け物容器があります。ある程度の量を造る場合には樽や重しも必要となりますが、簡単に作る場合には市販されている容器で十分であり、場合によってはポリ袋を代用することもできまます。市販されている容器を買う場合にはある程度の大きさがあった方が便利な場合もありますが、家族数等が少ない場合などにおいて少量でよい場合には冷蔵庫に入る程度の大きさがあれば問題ありません。材料としては、キャベツやキュウリ、また、ナスや大根など好みの野菜であれば何を漬けても構わず、量としては、例えばキャベツ1/4を入れた場合にはキュウリは1本程度とし、大根の場合には増量材程度に準備をします。大葉を入れる場合には、2~3枚程度でよく、生姜など、少し味がしっかりしているものに関しては少量とします。用意する塩に関しては、通常販売されている食塩でも構わず、少しコストが上がってもよい場合には、漬け物塩として市販されている漬物用を用意します。
浅漬けの作り方の手順
浅漬けを手作り方法で作るには、まず、キャベツの場合には芯となる固い部分をよけ、2~3cm程度の角型にカットします。この場合は細かくしないことがポイントとなり、あまり細かくすると美味しく漬けることができない場合があります。キャベツは1/4程度の量をボールに入れ、ボールの中で一握り程度の塩をかけ、よくかき混ぜもみ込みを行います。その場合には最初から力を入れてしまうと材料が折れたり切れてしまうために、最初は塩をまぶして混ぜる感じで行うようにします。そして塩が廻って柔らかくなってきたら、次第に力を入れもみ込むようにします。適当な時間でもみ続けることによって漬かってきた状態になりますが、そうでない場合には塩をまぶした段階で漬け物器に入れた後に、しばらく押しても上手くいきます。そして、そのまま、半日程度おくことによって、漬け物ができることになります。水分が十分に上がってきた場合には下漬けの完了となり、次に水を入れて洗ってからザルで水切りを繰り返し、塩抜きを行います。目安としては食べてみて塩辛くなっていなければ浅漬けの完了となります。そして、そこに香りの強い副材料を添えて盛り付けを行います。キュウリの場合などには短時間で漬けこみ事ができるために、あまり長い時間の漬け込は歯触りが悪くなってしまうので適当な時間を見計らって漬けるようにします。
浅漬けの作り方のまとめ
手作り方法はとても簡単であり、どの野菜でも早く漬けることができるので、色々な種類を日替わりで食べることも可能です。そこで今回は、お子さんのおやつにピッタリのキュウリの漬け物を紹介します。 一つ目は「キュウリバー」です。これは、キュウリを丸々1本漬けるもので、冷やしてお子さんおやつ代わりになる漬け物です。 用意するものは、キュウリ2~3本・塩適量(すり込み用)・水1カップ・塩小さじ1・砂糖小さじ2分の1・酢大さじ1・だしの素小さじ2分の1・キュウリの入るタッパー・割りばし2本~3本です。 1.キュウリは、しっかりと洗ってすり込み用の塩を使ってよくすり込み、20分~30分ほどおいて水分を出します。こうすることで、調味液が薄まらずにキュウリにもしっかり味がしみ込みます。 2.タッパーに、水・塩・砂糖・酢・だしの素を入れ混ぜ合わせます。お子さんのおやつ代わりならば必要ありませんが、大人のおつまみとしてならば、ここでおろし生姜と鷹の爪を適量入れても良いです。 3.キュウリをサッと洗ってタッパーの調味液に漬け、冷蔵庫で1時間~1日おけば完成です。お子さんにたべさせるときには、割りばしに刺してアイスバーのようにしてあげると喜びます。 キュウリの他にも、ダイコンやサッと茹でたアスパラガスなどでもとても美味しく頂けます。
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食卓に出されると嬉しいメニューの一つが「浅漬け」です。素材そのものの味や食感がしっかり残っているこの漬け物は、毎日の食事で出されても飽きないものです。浅漬けとは、キュウリやダイコン、ナスなどの野菜を、調味液に短時間漬け込んだものを指します。呼び方は地域や漬け込んだ時間によって様々で、「即席漬け」「一夜漬け」「お新香(おしんこ)」とも呼ばれています。また、酢漬けやぬか漬けなどを短時間で引き上げたものも、このように呼んだりもします。浅漬けは、たくあん漬けやぬか漬けと違い、簡単で手軽に作れることから多くの家庭で作られ常備されています。現在では、スーパーに行くと「浅漬けの素」と書かれた専用の調味液も販売されており、食べやすい大きさに切った野菜に、この調味液を原液のままかけて軽く揉み込むだけで、数時間後には美味しい漬け物が出来上がります。たくあんやぬか漬けは、食べることができるようになるまで、手間と時間がかかりますが、この調味液を使って漬けると短時間で食べることができるので、忙しい主婦や塩分を気にする人達から好評です。またこの漬け物は、各家庭で様々なアレンジができるのも良いところで、市販の調味液に唐辛子を少し加えて辛味を加えたり、昆布の千切りを一緒に漬け込んで更に香りを加えたりと、その家庭ごとの味を作ることができるところも魅力の一つです。