正しいおはぎの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
正しいおはぎを作ることの楽しさ
正しいおはぎは手作りで、と言いましたが、実は正しいおはぎはこうでなければならない、という確固たる規定があるわけではありません。様々なスタイルのおはぎが作れますし、まさにそれが手作りの良さです。例えばダイエットをしているから甘さ控えめで、というとこも自在ですし、逆にしっかりと甘く作ることもできます。また、あんこも粒あん、こしあん、など自由ですし、ゴマでもきなこでも作ることができます。あんこを外側だけではなく中にも入れて作るのも自由です。これは手作りならではの良さと言えるでしょう。 そして、何と言っても手作りの正しいおはぎはヘルシーです。しっかり小豆からあんこを煮るわけで、余分な添加物は一切入っていません。砂糖を控えめにすれば、お子様にも安心して食べさせられるおやつになります。 また、親子そろってご飯を丸めたり、あんこを丸めたりするひと時は、何より楽しい時間となってくれるのではないでしょうか。煮る作業は大人でなければできませんが、丸めるのは小さいお子様にも安心してお手伝いをしてもらえます。自分の丸めたおはぎを食べる、なんてお子様にとっては何より嬉しい瞬間でしょう。 おはぎ作りは今も昔も家族の語らいの中心にあるものなのでしょう。
正しいおはぎを作るのに用意する物
おはぎは、お彼岸などに食べることが多いです。正しいおはぎを作るのは難しいと思いがちな方が多いですが、意外にも簡単に作ることができます。そこで、正しいおはぎの手作り方法を紹介します。作るときに用意するものは、まずお米です。お米がなければおはぎにはなりません。お米は、うるち米ともち米を半々にして炊飯釜で炊くと食べたときの食感が良く、おいしく仕上がります。半々で炊くとさっぱりとした食感で、もちもち感はうすいです。少しもちもち感があったほうが好みという方は、もち米を増やしてみるといいです。しかし、あまり増やしすぎるとどっしりしてしまうので、おすすめはうるち米ともち米が半々くらいがいいと思います。そして、小豆も必須になります。小豆はできれば国産のほうが、硬くなった豆が少ないのでおすすめです。最後に砂糖です。小豆を甘くするのに欠かせません。材料はそろいました。道具がなければ小豆が煮られません。小豆を煮るときの鍋は、少し深めのものがおすすめです。なぜなら、砂糖を入れた時に混ぜますが、浅いとこぼれてしまうからです。ザルも必要です。豆を茹でこぼすときに使います。これで、作る際に用意するものはすべてそろいました。
正しいおはぎの作り方の手順
正しいおはぎの作り方です。まず、うるち米ともち米を合わせてとぎ、内釜の線までの水を入れます。スイッチを入れる前に、30分ほど置いてから炊き始めるとおいしくなります。炊いている間に、餡子を作ります。小豆はザルにあけてよく洗い、鍋に移し豆の高さより3センチくらい上まで水を入れ中火より少し強めの火加減で煮始めます。沸騰したらコップ一杯の水を差します。アクをとりながら強めの中火で煮ていきます。20分から30分で豆がふくらんできます。まだ、しわしわの豆もありますがこの状態でいったんザルにあけ渋抜きをします。ザルをゆすったりせずに自然にお湯が切れたら、再度豆を鍋に戻し新たに水を入れて煮ていきます。今度は豆が踊らないよう静かに煮ることがポイントです。常に煮汁から豆が出ないように水を追加しながら全ての豆の皮が少し破けるまで煮ます。鍋を傾けてゆで汁をある程度流します。砂糖を加え、煮詰めていきます。このときの火加減は中火より少し弱めにします。砂糖が溶けて、餡子らしくなってきます。餡子ができあがるころには、炊飯釜のほうでご飯が炊けているはずです。手をお湯で湿らし、ご飯を丸めたら餡子をつけていきます。ご飯の部分が見えないようにまんべんなく餡子をつけていきます。これでできあがりです。残った餡子は冷凍することができます。また、おはぎも残ってしまった場合は、一つずつラップで包み、冷凍保存できます。食べるときには自然解凍し、電子レンジで少し温めれば、おいしく食べられます。
正しいおはぎの作り方のまとめ
ただしいおはぎの手作り方法は、時間は少しかかりますが意外に簡単です。おはぎは基本はもち米とうるち米の混ぜたものを半つきにして丸め、それをあんこでくるむ、というものです。あんこさえしっかりできれば、後はさほど難しいものではありません。今回は簡単な粒あんの作り方を紹介します。 あんこですが、最初に小豆を洗って煮ます。沸騰したら水を差して、灰汁をとりながら豆がふっくらするまで煮込みます。そしていったんお湯を切ってから、再度新しい水で煮て、弱火で皮が全て剥けるまで、ゆっくりと煮込んでいきます。続いて煮汁をこぼして新しい水を注ぎながら、灰汁抜きをしていき、全体的に水が透明になったら、水を切ります。そこへ砂糖と塩を一つまみ入れ、再び煮ます。柔らかくなってきたらへらでつぶし、つぶしあんを作っていきます。 もち米とうるち米はもち米10に対しうるち米2か3の割合で炊き、炊き上がったらすりこぎなどで半つきの状態にします。それを丸めて芯となる俵状のおにぎりを作り、後はあんこを手のひらに伸ばしておにぎりを包み、丸めるだけです。この時手を濡らすことを忘れないようにしましょう。これで、美味しく正しいおはぎのできあがり、です。あんこだけではなくきなこやゴマで作っても美味しいおはぎができます。 いかがですか。手作り方法は意外に簡単だと思いませんか。今度のお彼岸には正しいおはぎを手作りして、周りの人をアッと言わせてみませんか。
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お彼岸におはぎを供えて、祖先の供養をする風習は、かなり以前からありました。ちなみに、春のお彼岸に作ればぼたもち、秋のお彼岸ならおはぎ、呼び名は違いますが、中身は全く同じものです。古来より、小豆の赤には邪気を払うという意味があり、それがおはぎを作って祖先を供養することに結び付いたようです。また、家族皆が集まって、おはぎを作りながらワイワイとそれを取り囲んで食べる、という行為の中に、一種のコミュニケーションやレクリエーションの役割もあったのかもしれません。おはぎを一つ一つ手作りすることで祖先への感謝の念や思いを新たにし、一緒に作る他の家族や親戚との親睦を深めるという、作ることならではの意味があったのでしょう。また、手作りすることで各家庭のそれぞれの味がそこにはありました。母から娘や嫁に作り方を伝えていくことで、家庭の食文化の伝承という役割を果たしていたのです。そしてお彼岸になるとおはぎを作るという行為は季節のメリハリを与えてくれます。いかにも季節感を大切にする日本人ならでは、ではないでしょうか。昨今はおはぎを買ってきて済ませる人が増えましたが、しかし正しいおはぎのあり方としては、手作りにこだわりたいものです。