水羊羹の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
水羊羹を作ることの楽しさ
料理やお菓子作りが好きなひとなら、手作りの楽しさや面白さがよくわかると思います。食べるものに限らず手作りのものには、特別思いが入ることも。初めは買ってきた水羊羹を食べていたけれど、次は市販の餡など材料を買って作ってみる、その次には小豆を買って餡から作ってみる、ということになり段々と幅が広がります。作った餡で他にもいろいろなお菓子を作ることが出来るようになるとそれもまた楽しいものです。いちばん嬉しいのは、手作りの菓子や料理を食べた人から『美味しい』『もっと食べたい』と言われることでしょうか。「水羊羹は簡単に作れるんだ」ということが分かると、手作りしてみようかなと思うひとも多くなるようです。餡から作ることで味の調節をすることが出来るため、市販の餡では甘すぎるひとにはただ薄めただけではなく、風味を損なわずに好みの味に仕上げることも出来ます。生菓子に比べると日持ちのする水羊羹は、寒い冬でも美味しくいただけますが、冷たく冷やして暑い夏にはもってこいのおやつとなります。「また作ってね」を楽しみに作るお母さんや、おもてなしや自分へのご褒美として、また親への感謝の気持ちなどを込めて、たくさんのひとに味わってもらえると嬉しいですね。
水羊羹を作るのに用意する物
夏のおやつのひと時の最適なものとして、水羊羹を挙げることができるでしょう。水羊羹というと、贈答用などでお中元にいただくものという感覚の人が多いのではないでしょうか。しかし、自宅でも簡単に少ない材料、少ない用具で作ることができるのです。まずは準備をするものからご説明しましょう。 水羊羹を作る際に必要なものとして材料があります。しかし、本当に少ない材料で作ることができるのです。扱いが簡単な粉寒天、市販のこしあんまたは粒あん、砂糖、塩、水だけで作れるのです。 また、使う器具などに関しては煮溶かすためのお鍋と木べら、そして固めるための器です。購入すると結構なお値段のする水羊羹ですが、自宅で作ると簡単で大量にできるものでもあるので、冷蔵庫で保管をしながら、しばらく食べ続けることができるものです。 固める器もカップ式のものにそのまま入れるのもいいでしょうし、固まった時にすぐに型から外せるようになっている流し型もいいでしょう。カップ型のように小分けになっている場合はそのまま出せますが、そうでない時には出す際に切り分けて出していくようになります。 あんも時間があれば、小豆から煮ても美味しく出来上がります。 このように、ちょっとした材料と器具で作れるのが水羊羹なのです。
水羊羹の作り方の手順
それでは、水羊羹の簡単な手作り方法ですが、まず粉寒天を水でふやかしておきます。棒寒天では少し手間がかかりますが、粉寒天は簡単です。少しふやかしたら、加熱を始めてしはらくすると煮溶けるので、砂糖を加えます。白砂糖でも三温糖でも好みで大丈夫です。そしてアンを入れていきます。さらに甘さを引き立てるための塩を加えていきます。まんべんなく煮溶かしたら、容器に入れていくのですが、耐熱性の容器にするようにしましょう。 流し型に入れて固まったら切り分けるのもいいですし、カップ式であればそのまま出すことができたり、持ち帰りなどにもできます。 寒天というのは、常温でも固まる性質があるので、冷蔵庫で冷やさなくても粗熱が取れてくると固まります。ですから、そのまま放置しておくと水羊羹の形になっていくのですが、やはり冷たくして食べるのが美味しいとされるので、供する際には冷やしてから出すようにするといいでしょう。 あんを使った和菓子というと、やはり相性がいいのが、日本のお茶です。緑茶を出してもいいですし、ほうじ茶などでも香ばしさが加わり、美味しくいただくことができます。 簡単にローカロリー、美味しい和菓子を作ってみてはいかがでしょうか。
水羊羹の作り方のまとめ
水羊羹の手作り方法はいたって簡単です。使用する餡はこしあん、つぶあん、白餡でもできますのでお好みで準備しましょう。4~5人分で「水400ml」「あん400g」「粉寒天4g」「塩適宜」甘さが足りなければ好みで「砂糖」を加えても構いません。また少し固めがお好きな方は水を少なめにすると良いでしょう。まず水と粉寒天を鍋に入れ吹きこぼれない程度の沸騰を1~2分撹拌しながら粉寒天を溶かします。ボールに入れた「あん」に「溶かした寒天」を少しずつ入れ木べらでよく混ぜます。塩を少々入れ、味を調えながら「あん」と「寒天」が分離しないようによく練ります。固めるバットやタッパは一度水にぬらして水を切っておき、そこに練り上げた水羊羹を入れます。あとは冷蔵庫に入れ固まるのを待つだけです。出来上がりが楽しみですね。市販の「あんこ」は、価格や製造元によって味や風味、コクにも違いがありますので、お好みの味で作ることが美味しい水羊羹の仕上がりになります。最初は上手くできなくても、もう一度作ってみるとうまくいくことがよくありますので、何度も作って『腕を上げたね』と言わせてみましょう。寒天は比較的短い時間で固まりますが、作った翌日や翌々日あたりがいちばん美味しくいただけます。水羊羹は和菓子の主役ともいえる「あんこ」で作る、きわめてシンプルなお菓子です。
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お店に行けばいつでも買える水羊羹ですが、意外と簡単に自分でも作ることが出来ます。餡からつくるのが理想的ですが、そこまで時間がなければ市販の餡でも美味しく作れます。友だちやお客様へのおもてなし、またお子さんのおやつにお年寄りならお茶の友として、冷蔵庫から出せばすぐに食べられるように時々作っておくと重宝します。保存は冷蔵庫なら1週間くらいは大丈夫、作った当日より二日目や三日目のほうが美味しくいただけます。手作りしたものは買ってきたものより味わい深い感じがあり、上手くできたとか次回はこうしたほうがいいかな、と考えながらいただくのも楽しみとなってきます。うまく作れたら今度は餡から手作りしてみるなど、挑戦しながらレパートリーを増やすことも面白いのです。どうしてもすぐに食べたいときには、出来合いを買ってくることもあります。そんな時には、どっちが美味しいか食べ比べるのも勉強になります。楽しいから手作りする、自分で作る方が美味しいから手作りする、あるいはお子さんにお母さんの味を伝えたいなど、作る理由はひとそれぞれ。味も形も作り方も様々ですが、美味くできなかったとしても、それでやめずに次につなげていくと本当に美味しい「わが家の水羊羹」ができあがります。