笹舟の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

笹舟を作ることの楽しさ
笹舟を作る楽しさは、まず、皆で作れるという点が挙げられます。作り方は簡単で、子供でも一度教えれば作れるようになれるものです。しかし、制作された舟に同じものは1つもなく、材料の笹や作り方の微妙な差異で、速度や安定性、そして見栄えが大きく違うものです。こうした単純さと奥深さを兼ね備えた遊びは、皆が楽しめる良さがあるものです。意外と大人がのめりこんでしまう面白さがありますので、子供達に教えている間に、大人達の方が競い合っている事もあります。年齢に関係無く楽しめるという所も、笹舟の楽しさの1つと言えるでしょう。こうして素朴な遊びを楽しむのは、単純な娯楽というだけでなく、物の作り方や工夫の仕方といった知恵を育めるメリットもあります。例えば、子供達に何故、葉っぱで作った物が浮くのか、そして、どうして速さに違いが生じるのか等の疑問に答えてあげるのは、子供にとって新鮮な発見になります。より良い笹舟を作ってみせれば、子供達はそれを参考にして、より綺麗な舟や面白い舟、素早く航行する舟等を作っていくはずです。大人でも頭の体操や手先の訓練、発想の練習になりますので、キャンプやアウトドアでの丁度良い遊びになるはずです。
笹舟を作るのに用意する物
笹舟を作るには、まず、材料になる笹の葉を用意しましょう。道具は特に必要ありません。自分の手で作れる簡単なおもちゃですから、笹の選び方にだけ注意をしましょう。笹舟作りに適した笹の葉は、作りたい舟によって異なりますが、多くの場合はできるだけ大きな物を選ぶと良いでしょう。大きな笹の葉で作った笹舟は、船体が大ぶりになって迫力が増します。帆かけ舟として作る時は、笹の葉を採取する時に葉鞘ごと手に入れるようにしましょう。帆に使う葉っぱがもう1枚必要ですので、これは葉鞘まで取らず葉っぱだけを採取します。帆かけ舟は船体と帆との大きさにバランスが取れていると見栄えが良いものです。この他にも、ちょっとした工夫として、松脂を見つけておくのをお勧めします。松脂は油が含まれていますので、水をはじく性質があります。この性質を利用して、松脂を笹舟に付けておくと、推進力の代わりになってくれるのです。松脂をつけた笹舟は、モーターや風がなくても一人でに航行します。電気や燃料を使わずに、自然にあるものを利用するだけで推進するのは、初めて見る人には新鮮な驚きがあるものです。特に、子供にとっては笹舟作りの面白さを上手く伝える方法の1つと言えるでしょう。
笹舟の作り方の手順
笹舟の手作り方法は、誰でも覚えられる簡単なものです。まず、笹の葉を1枚手に取って、縦にしましょう。次に、先端から手前に折り畳みます。折り畳んだら、折り目を縦に割きましょう。笹の葉が左、真ん中、右と三等分になるように仕上げます。こうすると、笹の折り目に3つの輪ができるのがわかるはずですから、輪を編んで舳を作ります。左側の輪を右の輪に差し込むと、自然と舳の形ができるはずです。これで舳のできあがりになります。舳が終わったら艫を作りましょう。舳を作ったのと同じ要領で、笹の葉の後端を手前に折り畳みます。折り目を3つに割いて、左の輪を右の輪に差しましょう。これで笹舟ができあがりました。水に降ろして進水させてみましょう。川のように流れのある水の上に降ろすと、意外に安定して航行していきます。なお、帆かけ舟を作る時は、笹舟ができあがった後に葉鞘を立てて、そこに笹の葉を刺して帆とするものです。また、帆かけ舟には笹の葉1枚で作る方法もあります。笹の葉の後端で舳を作り、先端はそのまま艫に差し込みましょう。こうすると、笹の葉1枚で帆かけ舟を作れます。優美な見た目で綺麗な舟になりますので、1度は作ってみるのがお勧めです。帆かけ舟は団扇や扇子で扇ぐ程度の穏やかな風でも推進してくれますので、子供用の小さなプールに浮かべても十分に航行させられるでしょう。
笹舟の作り方のまとめ
笹舟を作る時は、1隻につき1枚から2枚の笹の葉を用意します。まず、笹の葉を縦にして、先端を手前に折り、折り目を3つに裂きます。すると、折り目に3つの輪がある状態になるでしょう。そこで左の輪を右の輪へ差し込むと、自然に湾曲ができて固定されます。これで舳ができました。後端も同じ様に作りましょう。それで艫も作れます。笹舟の基本形はこれで完成です。基本的な作り方を覚えたら、次は帆かけ舟に挑戦してみましょう。材料は葉鞘付きの笹の葉が1枚、小さな笹の葉が1枚です。葉鞘付きの笹の葉で基本形を作ったら、葉鞘を上に向かって立てましょう。これをマストに見立てて、マストに小さな笹の葉を刺せば、帆になります。これで帆かけ舟の完成です。できるだけ大きな葉を用意すれば、迫力があり見栄えのある舟になるでしょう。より楽しい舟の作り方として、事前に松脂も探しておくと良いでしょう。笹舟に松脂を塗ると松脂の油分が溶けて流れ出る事で、笹舟を推進させる力が生まれます。葉っぱの舟が動力無しで動くという手品のような現象は、見る人を驚かせるものです。子供に内緒で松脂をつけて水に浮かべれば、新鮮な感動をもって見てもらえるでしょう。作り方の注意点として、採取する葉の選び方があります。十分に成長した葉を選ぶのが大切であり、決して新芽を引き抜かないようにしましょう。新芽は柔らかくて瑞々しく綺麗で、引っ張るとすぐに抜ける為、子供が興味を持つとそればかり引き抜いて遊んでしまう事もあります。何に使うでもなく引き抜くだけでは自然破壊にしかなりません。笹の葉は観察したり遊んだりするのに、節度をもって採取するようにしましょう。簡単に作れて誰でも手作り方法を学べるおもちゃではありますが、遊ぶ時には子供から目を離さないように注意が必要です。また、川や湖等で遊ぶおもちゃでもありますので、事前に緊急時の救助方法を確認しておき、救助体制を整えた上で遊ぶようにしましょう。
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笹舟は誰でも簡単に作れて、工夫次第で楽しさが広がるおもちゃの1つです。水に浮かべると涼しげな雰囲気が出ますので、夏の素朴な遊びとして楽しめます。特にキャンプやアウトドアにでかけた時、近くに笹の葉があればそれだけで作れますので、手軽に作って遊べるでしょう。また、写真撮影を趣味とする方には、川を流れる笹舟という風情ある景色を撮影するのにも使えます。土に還るおもちゃですので、おもちゃがゴミになる心配がなく、気軽に遊べるのも良い点と言えるでしょう。笹舟は、単純に舟の形を作って水に浮かべるだけでなく、川の上に降ろせば航行させる事もできます。作り方によって航行速度に差が生じますので、誰が作ったものが一番早いか競争すると楽しいでしょう。また、どれが一番綺麗に見えるかという、見栄えの良し悪しを競う事もできます。ただし、笹舟は基本的に「船の底」を象った形をしていますので、人によっては面白くないものに見えてしまうかもしれません。そこで、作り方を少し工夫して帆を張ってあげると、ずっと見栄えが良くなります。このように、笹舟は誰でも作れる単純なおもちゃでありながら、夏に涼しげな印象を与える独特の風情があり、工夫次第で速さや見栄えを競い合える遊びになるという、意外に奥の深いものです。