甘い梅干しの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
甘い梅干しを作ることの楽しさ
梅は、疲労物質である乳酸の発生を抑制するクエン酸という成分を豊富に含んでいるので、疲れを回復するために優れた効果を発揮します。また、血液循環や胃腸の働きを改善する効果や肝臓の機能を改善する作用などがあります。 ただし、生の梅は酸味と苦みが強いために、それほどたくさん食べられるものではありません。また、少量の有毒な物質を含んでいるので、身体が弱っている状態で食べると健康を改善するどころか逆効果になる可能性があります。 梅干しにすることにより、この様な生梅のデメリットを完全に解消することができます。内部の成分が分解されることにより、安全で吸収しやすくなると共に、味わいもまろやかになります。殺菌のために大量の塩を使用しなければならないというデメリットがありましたが、現代では塩分を使用しなくても保存可能となっています。甘い梅干しは、このような背景により登場した食品です。 甘い梅干しを作る上で必要となるのは、梅干し、水、塩、砂糖、蜂蜜、みりん、ガラス製の容器です。梅から作る場合であれば、氷砂糖や焼酎も必要となります。重要なポイントとなるのは、加える塩の量と梅の状態です。熟している方が、柔らかく仕上がることになります。
甘い梅干しを作るのに用意する物
甘い梅干しというと、はちみつ梅干しのことですが、まずは基本的な白梅干しを作らなければ、甘い梅干しを作ることができないということです。 白梅干しに必要なものは、熟した梅を2キロ、それからお塩、粗塩ですが360グラムから400グラムほどを用意します。あと、2キロ程度のおもしを1個と漬物樽、大体4リットルから5リットル、押し蓋1個、そしてザルを準備しておきます。 甘い梅干しを作るときに必要なものは、白干梅を1キロ、お砂糖200cc、みりんを200cc、はちみつを200ccです。それから、保存容器を1個用意しておきます。 基本の白梅干しをきちんと作っておくことで、ほかのいろいろな種類の梅干しを作ることができるようになります。梅干しの好みというものは人それぞれですが、目的の梅干しを作るためにはその材料もきちんと手作りしておく必要があるのです。もみじそやカツオ梅、はちみつ梅干しなど、お子様が食べやすいものから誰でも口にしたことがあるものまで材料をしっかりと準備して手作りしておくことでおいしく出来上がることができます。 簡単な手作り方法から本格的な方法までいくつか手作り方法はありますが、自分ではじめにしておきたいと思えるものを作るといいです。
甘い梅干しの作り方の手順
甘い梅干しを作るときに必要な白梅干しをまずは作ります。 準備した材料があるかをきちんと確かめておきます。そして、梅を水洗いして水気を切っておきます。容器に梅と全量の3分の2の量の塩を交互に入れて、残りの塩を一番上に入れるようにします。フタをして、おもしを乗せて大体1か月ほど漬け込んでおくようにします。これを天気がいい日に3、4日ほど天日干しにしておきます。これをビンか保存容器に入れておくといいです。 この出来上がった白梅干しを甘い梅干しを作るのですが、まずは、お鍋にみりん200ccと砂糖200グラム、はちみつ200ccを混ぜ合わせるのですが、このとき、煮立たせる必要はないです。そして、塩抜きした白梅干しを作った液体の中に漬け込みます。約1週間ほど漬け込んでおきます。大体1週間ほどで食べごろになるのですが、味を見て好みのものになったら、保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。 塩抜きの方法ですが、梅干し500グラムを水3リットルの中に入れて、お塩小さじ1杯を加えてかきまぜます。約12時間後には塩水を捨てて、もう一度同じこの作業を行い、12時間おいて出来上がりです。出来上がった梅干しの塩分は焼く10パーセントほどになります。
甘い梅干しの作り方のまとめ
甘い梅干しのレシピは、出来あがった梅干しから作る場合は、塩抜きすることからスタートします。容器に梅干しと水と塩を入れて12時間放置し、水を捨ててから再び水と塩を加えて12時間放置します。塩分は全体の10パーセントまでにとどめます。 これを瓶に入れて、砂糖・蜂蜜・みりんを加えて良く混ぜます。液体に梅干しがよく漬かる様に注意して、冷蔵庫に入れておくと1週間程度で完成します。最初の状態とは比べ物にならないほど甘くてまろやかな味わいとなっています。 一方生の梅から甘い梅干しの手作り方法は、黄色く完熟した梅をたっぷりの水で丁寧に洗い、ヘタの部分を取り除くことからスタートします。そして、保存容器に水と塩を入れて良く混ぜてから梅を入れます。こちらも塩の量は、水の10パーセント以内にすることが基本です。塩分を少なめにすることにより、後に使用する砂糖の甘みが乗ることになります。 冷暗所で4日ほど放置した後に、梅を取り出して風通しの良い場所で干すという作業を行います。梅の表面が乾燥してシワがよった状態になれば完成です。大体3日程度の日にちが必要です。そして、これを氷砂糖や酢の入った容器にいれて再び放置します。2か月に5から6回のペースで氷砂糖を少しずつ加えるのがポイントで、4カ月程度で食べられるようになります。これが、甘い梅干しの作り方であり、1年間は楽しむことができます。
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