わらび餅の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

わらび餅を作ることの楽しさ
片栗粉に水と砂糖を加えて、フライパンで練るだけの簡単なレシピです。片栗粉をちゃんと溶かしさえすれば、誰でも失敗なしで作れます。水の分量を調整すれば、フライパンを使わないで電子レンジで何度か温める方法でも作れます。 わらび餅は、夏の定番お菓子です。見た目が氷のように透明で、透き通っていて綺麗です。癖のない味なので、トッピングが自由自在というのもメリットです。 トッピングの定番は黒みつ、きな粉、などですが、それ以外にもお好みのトッピングが可能です。少し豪華に抹茶をまぶしたり、クリームを絞って洋風仕立てにする方法もあります。 また、水の代わりに緑茶、紅茶、ウーロン茶、などを使うと、また違った味が楽しめます。 片栗粉+冷たい液体と覚えておけば、色々な料理に応用できるのもメリットです。例えば、ココアを入れてココアわらび餅、オレンジジュースを入れてゼリー風のオレンジわらび餅、などもできます。おかずに応用するならば、冷たいコンソメスープと片栗粉でコンソメわらび餅、醤油と水を入れて醤油わらび餅なども作れます。 お菓子だけではなくおかず作りにまで応用できます。 また、片栗粉がどういう性質で固まったり溶けたりするのか、ということを知ることができます。
わらび餅を作るのに用意する物
夏、わらび餅を冷たく冷やして食べると格別に美味しいものです。「石焼~き芋」という冬の風物詩に対して、大阪では「わらび~餅、アイスクリン」という行商の掛け声が炎天下の中聞かれるようになると、本格的な夏が来たことを実感します。 わらび餅は夏になるとスーパーでも市販されており、手頃な値段で購入することができますが、家庭でも手作り方法でわらび餅を作ることができます。 わらび餅を作るにあたって用意するものは、きな粉にする大豆、黒砂糖、わらび粉(わらびの根から取った澱粉)、黒蜜です。黒蜜は市販のものを使用します。 材料の目安として、わらび粉が100gに対して、黒砂糖100g、お湯200ccを用意します。きな粉は大豆150gで作ればたっぷりできます。きな粉を作る際、電動ミルがあると便利ですが、ない場合はコーヒーミルなどで粗くつぶした後、すり鉢ですりつぶしてもできます。市販のものを使用すればさらに簡単です。 市販のわらび餅は、旨みを増すためにわらび餅自体やまぶすきな粉にも砂糖が多く使用されています。ヘルシーに思われる夏の和菓子の代表ですが、意外と高カロリーなのです。その点家庭で作るわらび餅は、きな粉に加える砂糖を調節したりしてカロリーを低く抑えることができるので、ヘルシーなわらび餅を食べることができます。
わらび餅の作り方の手順
以下がわらび餅の作り方です。まずはきな粉から作ります。 ①フライパンで大豆を炒ります。焦げないように絶えず混ぜながら弱火で20分ほど炒ってください。豆が楕円の形になり香ばしくカリッとなったら炒り上がりです。 ②粗熱を取ってから電動ミルにかけます。これを何度か繰り返し、サラサラの粉になったらきな粉の出来上がりです。 ③黒砂糖は包丁で削って、お湯で溶かし、冷ましておきます。 ④わらび粉を加えてよく混ぜ、茶漉しこして鍋に入れ、弱火に掛けます。絶えずかき混ぜながら熱します。 ⑤だんだん固まってきますが、黒く透き通るまで練り続けます。火は弱火のままです。 ⑥黒い餅状のものができたら、少し冷まして黒蜜を全体にかけて取り出し、きな粉をまぶします。 ⑦よく冷やして一口大のサイズに切って完成です。 スーパーで見かけるわらび餅は半透明や透明のものがほとんどですが、和菓子屋さんのわらび餅は黒く透き通った色をしています。それは本物のわらび粉を使っているからです。わらび粉は熱すると黒く変色する特徴があります。透明なわらび餅は、わらび粉でなく、わらび餅粉といわれるサツマイモやタピオカから取れる澱粉で、加熱しても透明のままで変色しません。 わらび粉はわらび餅粉と違って高価ですが、粉自体に旨みがあり、わらび餅粉よりかなりカロリーが低くなります。
わらび餅の作り方のまとめ
3人分のレシピで、片栗粉50g、砂糖50g、水270g、トッピング(きな粉適量、黒みつ適量)です。 洗い物を減らすために、フライパンで材料の重さを計ります。片栗粉がくっついて焦げてしまう可能性があるので、テフロン加工されているフライパンがおすすめです。 片栗粉、砂糖、水の重さを計って全てフライパンに入れたら、ヘラでしっかりかき混ぜます。片栗粉が溶け残っていると、後でダマになりやすいので注意してください。 フライパンを火にかけて、中火に調整します。 常にかき混ぜてムラができないようにします。1分ほどで片栗粉が透明になってくるので、弱火にします。 かき混ぜているとどんどん弾力が出てきます。全体が透明になってきたら火を止めます。あまり熱しすぎると白っぽくなったり、硬くなったりするので注意してください。 氷水を用意して、そこにフライパンの中身をスプーンですくって入れて冷やします。 全て氷水に移したらザルで水を切り、お皿に盛りつけます。最後にトッピング用の黒みつときな粉をかけて完成です。 きな粉は食べる直前にかけたほうが良いです。そうでないと溶けて見た目が悪くなってしまいます。 冷蔵庫で冷やしても良いですが、冷やしすぎると硬くなってしまうので、早めに食べきるようにしましょう。
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わらび粉を使わなくても、片栗粉があればわらび餅が作れます。正確に言うとわらび餅ではありませんが、そっくりの食感に作れます。見た目もほとんど同じです。本物のわらび粉は高いです。しかし、片栗粉ならばその半分以下の値段で買えます。夏にわらび餅が食べたくなったときに、即席のわらび餅レシピとして覚えておくと、すぐに食べられます。市販のわらび餅も美味しいですが、手作りすると量が作れますし、片栗粉を使った手作り方法は安価でとても簡単です。さらに、黒みつ、きな粉、はちみつ、などかけるものを変えれば色々なバリエーションを楽しむことが出来ます。基本の材料は片栗粉、砂糖、水、だけなのですぐに用意出来ますし、洗い物も少ないです。10分ちょっとで作れるレシピです。夏のおやつ用に作っても良いですし、ダイエット中のおやつとして作ってもヘルシーです。砂糖の量を調整すればカロリーダウンできます。さらにヘルシーにしたいならば、寒天で作るという方法もあります。寒天は海藻を煮て粘着質の部分を取り出して作られているので、ヘルシーな上に食物繊維が豊富です。これにさらに大豆食品であるきな粉をかければ、美容と健康に良いおやつができます。