わらびレシピの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
わらびレシピを作ることの楽しさ
アンチエイジングや生活習慣病の予防にも使えるわらびは、カロリーも低めです。100gあたり21kcalで、ダイエット中に食べる食材としても適しています。山菜類は基本的にどれも低カロリーなのが嬉しいポイントです。さらに、食物繊維の効果でダイエット中に起こりやすい便秘を解消させてくれます。 ちなみに、わらび餅はわらびの茎から粉を精製して作るスイーツです。片栗粉、でんぷん、タピオカ粉などは同じような食感が出せますが、これらはどれもカロリーが高めです。純粋にわらび粉だけだと値段は高いですが、低カロリーで味も良いです。自宅でわらび餅を作るのならば、わらび以外の原料が使われていないかどうかチェックしておくと良いです。 わらび餅は甘いですが、わらびそのものはアクが強くて苦みのある山菜です。アク抜きして使うので、水気のある料理に使うと使いやすいです。例として、おひたし、煮物、酢の物、炊き込みご飯、汁物、天ぷら、などが適しています。 わらびレシピを知っておけば、おつまみやおかずとしてもう一品作りたい時にすぐに作れます。わらびは春の山菜で、季節の移り変わりを感じさせてくれるという楽しさもあります。旬の味わいが嬉しい食材です。
わらびレシピを作るのに用意する物
わらびはあくの強い山菜なので、生のわらびを使う場合、まずあく抜きをする必要があります。あく抜きの方法にもいろいろありますが、もっとも簡単なのはお米のとぎ汁を使う方法です。必要なものは、わらびの他に、大きめの鍋、わらびが浸る程度の濃いめの米のとぎ汁だけです。他にも重曹や小麦粉を使う方法があります。 わらびはあっさりとした味なので、いろいろな料理に使うことができますが、お浸しやおこわ、天ぷらなどの基本のわらびレシピでは、わらびと和食の基本の調味料(だし、醤油、酒、塩、砂糖、みりん、ポン酢など)、その他の数点の素材(米、もち米、てんぷら粉、揚げ油、ごま、かつおぶしなど)を用意するだけで作ることができます。 お浸しでしたら、炒めるためのごま油、味付けのための醤油、酒、みりんなどが必要です。めんつゆで代用したり、ポン酢で味付けをすることもできます。有れば、かつおぶしやごまも一緒に和えるとおいしいです。 おこわの場合は、もち米、うるち米、基本の調味料、わらびとその他の具材が必要です。昆布や鰹のだし、あるいは市販の白だしをきかせてもおいしいです。 天ぷらの場合は、わらびとてんぷら粉、揚げ油が必要です。これに天ぷらのつゆ、塩、ソースなどを付けてお好みの味で食べましょう。
わらびレシピの作り方の手順
わらびのあく抜きの手順は、まず、わらびを洗って土を落とし、大きめの鍋に入れます。次に、わらびが浸かるぐらいの米のとぎ汁を注ぎ入れ、茹でます。茹で時間は沸騰してから10分ほどです。茹で終わったら、ざるにあけて水に浸します。 わらびはいろいろな料理に使うことができますので、手作り方法も多岐にわたりますが、簡単なわらびレシピとしてはお浸しやおこわ、天ぷらなどが挙げられます。 お浸しにする場合は、わらびを食べやすい大きさに切り、ごま油で炒めます。その後、醤油や酒などの調味料(めんつゆでも代用可)と、有ればかつおぶしやごまなども加えて和えます。 おこわにする場合は、まずもち米をとぎ、半日から一日ほど冷蔵庫に入れておき、水を浸透させておきます。うるち米はといでから30分ほど置いておきます。その後、調味料の分を差し引いて水を加減します。これに調味料を加えて軽く混ぜます。次に、わらび、その他の具材を食べやすい大きさに切り、お米の上にのせ、炊き上げます。 天ぷらにする場合は、食べやすい大きさに切ったわらびに天ぷら粉を付け、180度ぐらいの油で揚げます。かき揚げのように数本をまとめて揚げたり、他の素材と合わせて揚げてもよいと思います。あく抜きの際に、一度茹でているので、あまり長い時間揚げる必要はありません。天ぷらのつゆやソースで食べてもおいしいですが、さっぱりと塩で食べるのもおすすめです。ゆずなどが入った塩もよく合います。 山菜というと「大変そう」と敬遠される方もいらっしゃると思いますが、基本のわらびレシピを覚えてしまえば「意外に簡単なのでまたやってみてもいいかな」と感じていただけるのではないかと思います。
わらびレシピの作り方のまとめ
わらびレシピの代表は、おひたしです。アク抜きをすれば癖がなくなるので、食べやすくなります。 4人分のレシピで、わらび一握り分、重曹:お湯=1g:1L、カツオだし400cc、薄口醤油大さじ1、塩ひとつまみ、です。 最初に必ずアク抜きをします。アク抜きしないと最悪の場合死亡してしまう危険性もあるので、必ずアク抜きしてください。重曹:お湯=1g:1Lの割合で、お湯が沸騰したら重曹を入れます。すぐに泡が立ってくるので、そこにわらびを入れて吹きこぼれる寸前で火を止めます。このまま放置して粗熱をとっておきます。落し蓋でしばらくつけておくと良いです。 お湯が茶色になってきたら、わらびを流水で洗い流します。味見してみて苦みが残っているようならば、水に浸して取り替える作業を何回か繰り返します。苦みが取れたら、食べやすい長さに切り揃えます。 カツオだしを鍋で温めて、そこに薄口醤油と塩を入れて火を止めます。ここに先ほど切り揃えたわらびを入れて、自然に冷めるまでひたしておきます。冷めて味が染み込んだのを確認したら完成です。 重曹が多すぎるとわらびが溶けてしまうので、重曹:お湯=1g:1Lの割合でアク抜きするのがポイントです。
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わらびは代表的な山菜で、炊き込みご飯やおひたしなどのわらびレシピがあります。生のわらびには毒性があるので、必ず重曹や灰でアク抜きして使います。ビタミンB2、ビタミンE、カロテン、食物繊維が豊富なので、アンチエイジングや生活習慣病の予防目的にも使えます。ビタミンB2は皮膚や髪の再生、ビタミンEは細胞の老化を防ぐ働きがあるので、体が老化するのを防いでアンチエイジング効果を発揮してくれます。ビタミンEはもともと抗酸化作用が高いので、動脈硬化やがんなどの予防に繋がります。栄養素を最大限に高めるには、わらびを干すのが一番です。干し野菜にすることで、カリウムやカロテンの含有量を増加させることが出来ます。手作り方法も簡単です。重曹や灰でアク抜きしたわらいを、ザルなどに広げて天日干しするだけです。日当たりと風通しの良い環境さえ用意できれば干しわらびを簡単に作れます。わらびの苦みの成分には、免疫力を高める効果もあります。細菌やウィルスに強い体を作りたいという時や、病後の養生食として食べても効果的です。アクが気になる場合には、天ぷらにして食べるとエグみが消えます。わらびが苦手な人はやってみると良いでしょう。