もちもちポテトの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
もちもちポテトを作ることの楽しさ
もちもちポテトは冷蔵庫の片隅で眠っている片栗粉や、食料庫の隅に転がっているじゃがいもを消費することができます。じゃがいもを貰いすぎて消費するレシピに飽きたときや、マッシュポテトを作りすぎて食べきれないほど余ってしまったときや、揚げ物をするついでなどに簡単に作ることができます。 簡単なのに大量に作ることができるのもメリットの一つです。たくさん作って冷凍しておき、保存食にしたり、急いでいるときのお弁当のおかずにさっと出すことができます。 混ぜた生地は成形する必要がありますが、お子さんや家族に手伝ってもらい、ワイワイと楽しく作ると、調理する側も楽ができ、手伝う側も自分が作った形にきれいに揚げ色がつくことでよりおいしく感じます。 成形は楕円の小判型や、平たく伸ばして好きな型で抜いたり、搾り出し器で細長く伸ばしたりぐるぐると渦巻き型にしたりと自由自在です。自分だけのもちもちポテトの手作り方法を試しながら、家族みんなで楽しめます。 なによりサクサクもちもちの食感が楽しく、みるみるうちに食事が進むことでしょう。 揚げ物が不安な方は、油を多めに引いた揚げ焼きや、バターやオリーブオイルでこんがり焼くだけでももちもちポテトを作ることができます。
もちもちポテトを作るのに用意する物
もちもちポテトは、北海道でよく食べられている郷土料理いももちに似た食べ物です。 用意するのは、じゃがいも2個、溶けるチーズ1枚、牛乳適量、マヨネーズ大さじ1、片栗粉大さじ3、塩コショウ少々です。 じゃがいものサイズは個体と水分量は季節や種類によって異なるので、牛乳で調整します。 外側はカリカリで、中はもちもちも食感に仕上がります。 じゃがいもを煮る際、深めで直径が短い鍋を使うと、水の量が少なくて済みます。もしくは電子レンジを使っても良いです。 コツは片栗粉を入れるところです。片栗粉は水分を吸って熱せられると、もちのように弾力性のある状態に変化します。わらび餅のような感じになります。 じゃがいもでなくても、マッシュポテトの素があればもっと簡単に出来ます。 油をフライパンにひく時には、多めにするのがコツです。揚げるほどの量は必要ありませんが、底から1mmの高さまで油をひけば、揚げ焼きが出来ます。揚げ焼きのメリットは、油が飛び跳ねる心配が少なく、外側がカリッと仕上げるところです。 これにより、外側がカリッとして、内側は片栗粉の弾力のおかげでもちもちになります。片栗粉はじゃがいもを原料にして作られているので、じゃがいもの風味を損なう心配もありません。 フライパンで簡単にできるので、簡単に北海道の味、もちもちポテトが作れます。
もちもちポテトの作り方の手順
もちもちポテトの手作り方法です。 まずじゃがいもをマッシュポテトにすることから始めます。じゃがいもの皮を1周させるように切り込みを入れて、水を入れた鍋に投入します。鍋の水はじゃがいもにしっかり水がかぶるくらいにします。串を刺して抵抗がないくらいになったら、氷水に皮がついたまま引き上げます。すると皮がツルッと剥けます。 じゃがいもが熱いうちに溶けるチーズを入れて混ぜます。混ざったら牛乳、片栗粉、塩コショウを入れます。手にじゃがいもがくっついてこないで、整形できるくらいの量になるように牛乳を入れます。 ハンバーグのような平たい楕円形に整形します。 フライパンに多めに油を敷いて、揚げ焼きのような感じで焼きます。 片面がきつね色になったらフライ返しでひっくり返して、もう片面も同じように焼きます。 あとはお皿に盛り付けて完成です。 じゃがいもは、鍋で煮なくても電子レンジを使って柔らかくすることも出来ます。その場合には、ピーラーか包丁で最初に皮を剥いておいて、ラップでじゃがいもを包み込み、電子レンジ600Wで5分加熱します。加熱するとキューッという音がしますが、心配ないです。熱してみて硬いようであれば、再加熱すればOKです。
もちもちポテトの作り方のまとめ
四人分の材料 ・じゃがいも(3個) ・片栗粉(大さじ2) ・牛乳(大さじ2) ・バター(大さじ1) 1、じゃがいもは皮をむいてから小さく切り、ゆでるか、レンジで加熱します。600wで4分が目安です。柔らかくなったじゃがいもは、水を切ってフォークなどで潰します。 2、潰したじゃがいもに片栗粉を加え、粉っぽくなくなるまでへらで混ぜます。ゆるくなりすぎないよう様子をみながら、レンジ加熱で溶かしたバターと牛乳を加え、片栗粉を練り上げるようによく混ぜます。 3、成形します。お好みの形にしてください。基本的な円盤型や小判型にするには、直径3センチの大きさに丸めてから、厚さ1センチほどになるまで潰します。 4、フライパンに高さ3センチほどまで油を入れ、180℃に熱します。180℃は菜ばしを入れると大量の泡が勢いよく上がってくるまで油が熱せられた状態です。そこへ3を油の上に滑らせます。 5、揚げ色がつくまで両面を揚げ、油を切ります。 6、お皿に盛って、トッピングをつけて食べます。 1でじゃがいもをレンジ加熱ではなくゆでた場合、水切りの程度によって水分量が変化し、2で牛乳が多すぎてしまうことがあります。手で扱えるほどの固さになるよう、牛乳の量を調節してください。 搾り出し器を使って長く伸びたもちもちポテトを作るときは、4で油の中へ直接搾り出します。
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もちもちポテトは、じゃがいもと片栗粉を混ぜて揚げることで、サクサクした食感と内側のもちもちした食感を同時に楽しむことができます。トッピングを替えればおやつにも、おかずにもなる万能レシピです。大人も子供も喜ぶので、お弁当にも入れられます。ツナやコーンを足して食べ応えをアップしたり、チーズを入れてトロッととろける食感をプラスするなど、アレンジもききやすく、一度手作り方法を覚えると一生使えるレシピです。もちもちポテトはじゃがいもの可能性を広げる、簡単ながら奥深いメニューです。主材料の半分はじゃがいもなので、ケチャップや塩コショウ、明太マヨネーズやガーリックオリーブオイル、粉チーズ、カレー粉などなんでも合います。お酒のつまみ用としても手軽に作れます。そしてもう半分は片栗粉なので、もちと考えると甘いしょうゆや生姜醤油、焼き海苔、青海苔にも合います。おやつとして楽しむときは、チョコソースとチョコスプレーをかけたり、アイスクリームを添えるなど、甘い味にも合わせることができます。りんごなど果物を混ぜることで、小さなポテトケーキとして作ることもできます。もちもちポテトをたくさんつくって、いろいろなトッピングを用意しておけば、簡単なのに華やかで盛り上がるパーティレシピに利用できます。