めんつゆの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

めんつゆの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

和食を作るうえで欠かせないのが「出汁(だし)」です。また、その出汁を使って作る「めんつゆ」は、そうめんやそばなどの麺類を食べる際には欠かせないものでもあります。めんつゆは、人の好みや地域の特色によってその味や香り、濃さなどが変わってきます。出汁は主に鰹節と昆布から作られることが多く、またその他にも干し椎茸や干し貝柱、煮干し、魚のアラなどからとったものもあります。日本料理を作るうえでは出汁が重要であり、料理の持つ甘味・酸味・苦味・辛味などの味覚に、出汁の素材から出る旨味ごプラスされることで、味が一つに整って美味しさが感じられるのです。その出汁で作るめんつゆは、料理によって濃さを変えて調味料として使用することもできるため、常備しておくと大変便利です。めんつゆは市販もされており、鰹節ベースのものと昆布ベースのものが一般的で、メーカーにより2倍濃縮・3倍濃縮・5倍濃縮などがあります。旨味の素となる鰹節や昆布には、栄養成分も豊富に含まれています。鰹節には、イノシシ酸と呼ばれる旨味成分が含まれており、その他にニルアラニン・トリプトファン・メチオニンなど体内で合成することができないアミノ酸を含んでいます。そして低脂肪・高エネルギーで、体力のアップにも効果的です。一方昆布には、旨味成分のグルタミン酸が含まれています。カロリーが非常に低いのでとてもヘルシーで、カルシウムや食物繊維も豊富に含まれています。また甲状腺ホルモンの素となるヨウ素も豊富です。こうした栄養価の高い食材で作るめんつゆは、美味しい健康調味料なのです。

めんつゆを作ることの楽しさ

めんつゆは、単にそうめんやそばのつゆとして使うだけではなく、様々な料理の調味料としても使えるところが魅力的な点です。例えば、煮物や肉じゃがを作る際には、出汁やしょうゆ、酒、みりんなどを加えて調理していきますが、このつゆにはこれらの調味料が含まれているので、これ1本で味付けが済み大変手軽で簡単です。つゆ自体がとても濃く出汁で割って使うものなので、実質個々の調味料と同じかもしくは少ない量で良いので経済的です。 また、料理によって使うつゆの種類を変えてみたり、同じ料理でもつゆの種類を変えることで、違う風味が楽しめ、料理のレパートリーの幅も広がります。 使う料理は和食ばかりでなく、他の国の料理にも使うことができます。例えば、スパゲティを作る際、トマトソースやクリームソースに飽きてしまった場合には、めんつゆとニンニクを使って和風パスタにしたり、また餃子のタネの味付けに使うことで、いつもとは違う馴染みのある味付けの餃子ができます。さらに、いつももカレーが少し残ったら、そこにつゆを少し入れトンカツにタレとして使えば、カツ丼の和風カレーソースの出来上がりです。 このように、めんつゆ一つで様々な料理が作れ、また新たな手作り方法で料理が楽しくなります。

めんつゆを作るのに用意する物

うどんやそばのかけ汁やつけ汁に欠かせないものが、めんつゆです。 てんぷらにつけてもおいしいものですが、味噌汁に加えてもおいしくなります。 スーパーなどで色々なめんつゆが売られていて、安くて簡単に使えるため使用頻度が高い調味料の一つです。 そんなめんつゆも自宅で作ると面倒なんじゃないかと思われがちですが、確かにスーパーなどで売られている商品に比べれば作るのは面倒ですが、自宅で作ることにより自分好みの味に仕上げることができます。 スーパーなどで売られているめんつゆは、甘すぎると感じたり、色が濃いと感じたりと自分の好みのめんつゆを見つけるのは難しいです。 しかしめんつゆのレシピと作り方は意外と簡単で、慣れればすぐに作れます。 めんつゆを作る時に準備する材料は出汁、醤油、砂糖、みりんを用意します。 出汁と言っても色々な出汁があり鰹節、昆布、しいたけなど好みの物を用意します。 道具は鍋とおたま、ザルとボール、鰹節を使うのなら濾すためにさらしを用意します。 鍋の大きさは材料が全部入る大きさのものを用意し、さらしはザルの直径より大きいものを用意すると便利です。 またすぐに使わない場合は保存用の密閉できる容器を準備しておきます。

めんつゆの作り方の手順

めんつゆの手作り方法で味を左右するものは、出汁になります。 出汁の良しあしでうま味が違ってくるので、出汁の取り方はきちんと覚えましょう。 鰹節の出汁の取り方は鍋に1000mlの水を入れ沸騰させ火を止めます。 鰹節30gをいれ1、2分おきその時アクが少し出ますのでアクを取り、ザルにさらしをのせ濾してボールに移します。 昆布出汁の取り方は鍋に1000mlの水と濡れ布巾で表面を拭いた昆布10gを入れ、中火にかけ沸騰直前に取り出します。 表面を拭くのは水で洗ってしますとうまみも洗い流されるからで、沸騰直前に取り出すのは昆布のぬめりが出ないようにするためです。 シイタケの出汁を取る時は鍋またはボールに1000mlの水を入れ、ざっと洗って汚れを落とした干しシイタケ30gを入れ柔らかくなるまで水に浸けて戻します。 これらの出汁を鍋に移し醤油、砂糖、みりんを加え味をつけます。 出汁は一種類でもいいですし、ほかの出汁と混ぜてもうまみが変わってきます。 醤油は色を濃くしたいのなら濃口醤油を使い、色を薄くしたいのなら薄口しょうゆを使います。 好みの味になったら、火にかけてみりんのアルコールを飛ばして出来上がりになります。 火を通していますがすぐにつかわない場合は密閉できる容器に入れ冷蔵庫で保存しましょう。

めんつゆの作り方のまとめ

めんつゆの作り方はとても簡単です。今回は、鰹節と昆布の合わせ出汁で、それぞれの旨味を引き出してより美味しいつゆを作ります。自宅で手作りすれば、化学調味料などの余計なものは一切入らないので、素材本来の味がしっかり楽しめ、小さなお子さんがいる家庭では安心して使うことができます。 用意する材料は、昆布20cm、鰹節4つかみ程度、しょうゆ100cc、みりん100cc、水400ccです。少し多めの量となっています。保存料が入っていないため日持ちがしないので、必要に応じて作る量を調整しましょう。 1.みりんは鍋に入れ沸騰させ煮切っておきます。また、昆布はきれいに洗っておきましょう。 2.1に水、しょうゆ、昆布を入れて再び沸騰させます。 3.沸騰したら昆布を取り出し、鰹節を入れて弱火にします。そしておよそ2分煮ます。昆布を入れたまま沸騰させると昆布の風味が損なわれるため、沸騰直前で取り出すのがポイントです。 4.2分経ったら火を止め、そのまま冷めるまで置いておきます。 5.つゆが冷めたらザルの上にさらしなどを敷き、そこでつゆを濾します。これで完成です。 手作りしためんつゆは、作りたてほど素材の風味が強く、そのつゆで頂く麺類は格別です。 簡単ですので是非作ってみて下さい。

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