マルシェバッグの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
マルシェバッグを作ることの楽しさ
マルシェバッグを手作りすると、既成品にはない自分の好みの風合いやちょうどいい大きさに、簡単に仕上げることができます。 かぎ針編みなら、底と側面を別に編んでもいいですし、もっと簡単に底を作らずに、入れ口まで一気に仕上げることもできます。基本的な技法でできるので、初心者でもそんなに時間がかからず編めます。様々な色で複数個作って、その日の気分や洋服の色に合わせて使うことも可能です。上質な糸で丈夫に仕上げ、内布を付ければ、会社にも持って行くこともできますし、A4の書類を入れることもできます。 糸が余ったら、子供用にハンカチやポケットティッシュが入るくらいのポシェットや小さめのバッグを作ることも可能です。親子でお揃いにしてもいいですし、動物の顔をかたどったバッグに仕上げれば、喜ばれます。 ちょうど良い糸がなければ、ホームセンターやスーパーで手に入るビニールテープを使ってマルシェバッグを編むこともできます。その場合は、大きめのかぎ針を使います。ビニールテープは糸に比べて非常に固いのですが、水に強いので、プールサイドや砂浜、アウトドアでも活躍します。汚れても水だけで綺麗に落ち、乾きもいいので手入れがとても楽になります。
マルシェバッグを作るのに用意する物
マルシェバッグとはかぎ針やアフガン針を使って編む、かご状のバッグのことです。もともとは、マルシェという名の通り、市場へ買い物に行くためのバッグとして使われていました。 マルシェバッグを作るには、まず編み針が必要で、初心者はかぎ針を使って編む方が簡単にできます。道具は、毛糸用のハサミやとじ針、編み目の目印になるマーカー、あれば段数を数える段数カウンターがあると、編みやすいでしょう。 編み図は好みの形や編み方のものを選ぶといいでしょう。市販の書籍でもいいですし、毛糸メーカーのサイトで無料公開されている場合もあります。 使う毛糸は春夏向きの丈夫な糸で、麻糸、ジュート、綿糸が適しています。初心者が使うには並太から極太程度の太めの糸を使った方が、簡単で早く編み上がります。色合いが綺麗なために、中細程度の細めの糸を2本取りにして使うこともあったり、ストライプやグラデーションにして編みあげることもあります。 近年では、和紙を原料とする糸や、環境にやさしいレーヨンの糸も非常に人気があります。 光沢があったり、麦わらのような素朴な仕上がりが好評ですが、水に弱いものもありますので、取り扱いに注意が必要な場合があります。このような糸を使う場合は、仕上げに防水スプレーを用意しておくといいでしょう。 プールや浜辺に持って行きたい場合は、ホームセンター等で販売されているビニール紐を毛糸代わりに使って作ることも可能です。水に強く、手入れも楽なので、アウトドアにも重宝します。
マルシェバッグの作り方の手順
マルシェバッグの手作り方法は、好みの編み図を選び、鎖編みで作り目をします。糸の太さと編み針の号数は、編み図の指定に合わせて選びましょう。そうでないと、出来上がりが極端に大きくなったり、小さくなったりします。できれば、作る前に10cm四方分編んでから、ゲージを取ると誤差が生じにくくなります。編み方がきつい場合は、大きめの号数の編み針を、ゆるければ小さめの号数を選ぶようにすると失敗しにくいです。 編み図の指定の数だけ作り目をしたら、そこから編み図のとおりに編み上げていきます。初心者用には、こま編みだけで仕上げるマルシェバッグが作りやすいです。2段目は鎖編みの周囲にこま編みを編み入れ、輪になるようにして編みます。編み始めが分からなくなるといけないので、マーカーで目印をつけるか、色が違う毛糸を軽く結びつけておくといいでしょう。 増し目をしながら、マルシェバッグを編み進めます。底と側面が一体になっている編み図はそのまま輪状に編んでいきます。底部分を作り、側面を編む場合は、底部分から網目を拾うようにして編んでいきます。編み図に従って、増やし目をしたり、減らし目をしたりして、マルシェバッグの入れ口まで編み進めていきます。編み終わったら、とじ針で糸の始末をし、余分な糸は切っておきます。 持ち手がいる場合は、入れ口から目を拾ったり、別に持ち手を編んでおいて、とじ針でつなげます。既成品の持ち手を使う場合は、編み針で編みくるんだり、とじ針を使って縫い付けたりして取り付けます。 編み目が綺麗に揃っていない時は、仕上げにスチームアイロンをかけるときれいな状態になります。
マルシェバッグの作り方のまとめ
マルシェバッグを作る前に、こま編みで10cm四方編み、ゲージを取っておきます。編み図に記載されたものとほとんど同じなら問題無いですが、編み目がきつい場合は大きい号数のかぎ針を、ゆるい場合は小さい号数のものを使うようにします。指定されたものと同じ大きさにするには必要な作業です。 マルシェバッグの手作り方法は、まず、編み図に示された数だけ、鎖編みで作り目をします。 そこから鎖編みの周囲にこま編みを編み入れて、円形もしくは楕円形になるようにします。図示された通りに、増し目をして底面を作っていきます。底面と側面が一体型ならそのまま編んだり、増し目や減らし目等をして入れ口まで編んでいきます。 底面と側面を別に編む場合は、底面の編み目から目を拾って側面を編んでいきます。 入れ口まで編んだら、持ち手を編み、真ん中から等分に測って、目を拾って取り付けるか、既製の持ち手を縫いつけたりします。リング状になった木製やプラスチック製の持ち手の場合は、編み目を拾って編みくるみます。 もっと簡単にマルシェバッグを編む場合は、円座を編む要領で、増し目をしながら大きく丸型に編んで、半円形に折り、真ん中から等分の長さに既成の持ち手をつけます。普通のマルシェバッグに比べて、横長になりますが、市販品にはあまりない面白い形のバッグになります。
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マルシェバッグはかご形のバッグで、かぎ針やアフガン針で編んで作ることができます。初心者が簡単に作るならば、編み図の豊富さや編み方が鎖編みとこま編みのような基本的な技法で作れるかぎ針編みのマルシェバッグがおすすめです。マルシェバッグは、マルシェという名が示すように、元来は市場や店舗に買い物かごとして持っていくものでした。それが発展して、主に夏に使われる、かご状のバッグとなりました。軽くて涼し気なので、女性に多く用いられています。マルシェバッグを自分で編むことで、好きな大きさにできたり、用途に合わせて使うこともできます。夏用の毛糸で編まれることが多いです。綿、麻、ジュート等は、色とりどりで柔らかく仕上げられ、汚れた時に洗濯が可能です。近年では、和紙製の糸や処分した時に土で分解される、環境にやさしいレーヨン製の糸も人気です。仕上がりは丈夫でやや固めになります。和紙は、素朴な感じで麦わらで作ったような風合いが出せます。レーヨンは、独特な光沢と渋い色から派手な色までたくさんの品揃えがあり、おしゃれな雰囲気に仕上がります。両者ともに水に弱い性質なので、汚れた時は、固く絞った布で優しく拭いたり、防水スプレーを掛けたりと、注意が必要になります。