ペットボトルロケットの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
ペットボトルロケットを作ることの楽しさ
ものづくりというのは自然とわくわくするものです。 ロケットを作る、というととても難しそうに感じますが、ペットボトルロケットの手作り方法はとても簡単なので、小学校低学年でも工作することができます。 ペットボトルを切って、ハネをつけて、かっこいいロケットに変身する様は子供だけでなく、大人もわくわくするかもしれません。 加工する際にはもちろん刃物を使う必要があるので、大人の協力が必要になる部分もありますが、親子で一緒に工作をする、というのは親にとっても、子供にとってもよい思い出になります。 ペットボトルの形、テープのとめかた、ハネの大きさなどによっても飛び方や飛ぶ距離が変わるので、どうやったらもっと飛ばせるのだろうか?と工夫をすることが子供たちの力になります。 あれやこれやと様々な工夫をこらして、色々なペットボトルロケットを作ってみるのも、とても楽しい経験になるでしょう。 製作の工夫だけでなく、ペットボトルに入れる水の量や空気の量、風向きによっても飛距離などが変わるので、自然と力学的な学習を行うことが出来ます。 子どもたちは遊びの感覚で自分から興味を持って考えていくことで、たくさんのことを吸収していきます。
ペットボトルロケットを作るのに用意する物
夏休みの宿題の一つである自由研究のテーマで人気があるのが、ペットボトルロケットです。ペットボトルロケットは身近な材料で簡単に作成することができ、飛ばす際も親子での触れ合いが楽しめるため、夏休みの思い出の中でも記憶に残るイベントになります。また、家庭にある材料で作れるためお金もかかりません。 ペットボトルロケットには大きく分けて2つの発射方法があります。 1つ目は空気入れを使ったオーソドックスな方法で、発射するタイミングを自分で調整することができますが、発射台が必要になります。発射台は市販品を使用するか自作することになりますが、比較的高価なこと、自作するには少々難易度が高いことなど、ペットボトルロケットの作成時に比べてハードルが高くなります。 2つ目は発泡入浴剤を使う方法です。こちらは発射のタイミングを調整することは出来ませんが、発射台が不要なため手軽にペットボトルロケットを楽しむことができます。親子で作成する場合には、発泡入浴剤を使用したペットボトルロケットの方をおすすめします。 発泡入浴剤を使って飛ばすペットボトルロケットを作成する際に必要なものは、ペットボトル2本、割りばし1本、食品トレー2、3枚、発泡入浴剤1個、ビニール袋1枚、ビニールテープ、そして加工用のはさみやカッターです。
ペットボトルロケットの作り方の手順
"発射台が必要な空気入れタイプのペットボトルロケットと比較すると、発泡入浴剤タイプのペットボトルロケットの手作り方法は簡単であると言えます。 まずは2本のペットボトルのうちの1本、ペットボトルAを加工します。ペットボトルは必ず炭酸飲料のものを使用してください。お茶やジュースのペットボトルを使用すると、圧力に耐え切れずに破裂する恐れがあります。 ペットボトルAの全体を3等分したときの上の部分(中心部と同じ太さになっている所から指2~3本分下のあたり)を切り取り、そこから指4本分くらい下も切り取ります。一番下の部分は使用しません。 次に羽を作るために食品トレーを加工します。食品トレーを三角に切ったものを2~3個作り、まわりをビニールテープで補強します。先ほど切り取ったペットボトルAの真ん中の部分に取り付けるため、羽はそれに見合う大きさにカットしてください。 羽の加工が終わったら、ペットボトルAの真ん中部分にビニールテープでしっかりと固定します。ペットボトルAの上部分をもう一つのペットボトル(ペットボトルB)の下の部分に、ペットボトルAの真ん中部分をペットボトルBの上部分にかぶせ、それぞれビニールテープでしっかりと固定します。これで本体は出来上がりです。 次に栓の部分を作成します。割りばしにビニール袋を巻き付け、ビニールテープで固定したら完成です。しっかりと巻きつけないと水漏れしてしまい、うまく飛ばない場合があるため注意してください。 ペットボトルロケットを飛ばす方法は、羽をつけた方の口から水を3分の1くらい入れて、細かく砕いた発泡入浴剤を投入します。ビニールテープを巻いた割りばしで栓をして、地面にさせば発射の準備は完了です。 発射するまでは、離れた場所で見守ってください。"
ペットボトルロケットの作り方のまとめ
ペットボトルロケットの作り方にも色々とありますが、簡単なペットボトルノーズロケットのレシピを紹介します。 ロケット作りのために用意するものは炭酸飲料が入っていたペットボトル、牛乳パックや厚紙、ビニールテープです。 必要な道具はカッターとハサミです。 まずは、ロケットのノーズを作ります。ペットボトルの上部、円錐になっている部分を利用します。 カッターで切り取り、円錐部分におもりを入れます。濡らして丸めた新聞紙を入れるのが手軽です。 そして、別のペットボトルの下にノーズをテープで固定します。 次に、ロケットをまっすぐ飛ばすためのハネを作ります。 牛乳パックで作ると水に強いハネが作れます。加工が少し大変ですが、ペットボトルで作ることも可能です。 お手軽にお菓子の箱などの厚紙でも作れます。ハネの形や枚数は、どれが一番飛ぶかを考えながら作ってみましょう。 ハネはビニールテープでしっかりと貼り付けます。デコボコしないように作るのが空気抵抗を減らすコツです。 これで、ペットボトルロケットは完成です。 ノーズ部分を牛乳パックで作ったり、色々な部分を工夫して作るとよいでしょう。 発射台も作る場合は、ペットボトルロケット用の発射口や噴射口が必要になります。 工作技術があればスノコでベースを作り、ホースジョイントとペットボトルキャップで噴射口、蛇口ジョイントと自転車のバルブを使って発射口を作ることが出来ます。
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ペットボトルロケットはただの遊びのためのおもちゃにとどまらないものがあります。水と圧縮した空気をペットボトルへと溜めて、一気に開放することでロケットが飛んで行くという、力学的な教材として最適です。ロケット模型を使用した実験には火薬が必要になるものもありますが、日本では厳しく規制されています。しかし、ペットボトルロケットは火薬を使用しておらず、材料も大半は身近なもので揃えることが出来て、気をつけて作業すれば加工自体も難しくはありません。手軽にロケット模型の実験を行うことができ、安全で、子供の目線から見ても作るところから飛ばすところまで、全てが楽しいので、力学的な部分に興味を持つきっかけにもなるでしょう。また学習面だけでなく、山岳地帯での電線の敷設作業に利用されることもあります。火薬を使わないので森林火災が発生する心配がなく、本体を回収すれば飛ばす際に使うのは水と空気なので環境汚染の心配もありません。この作業には、尾根から尾根へと飛ばすために400m近く飛ぶロケットを2本連結させた大型のペットボトルロケットを使っています。また、本体の出来、水の量と圧縮空気の量、風向きなどで飛距離が変わるので、技術を競うための打ち上げ大会も日本各地で開催されています。