パウンドケーキの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

パウンドケーキを作ることの楽しさ
パウンドケーキは同量の材料で作れる手軽さが受けています。ちょっとしたおやつタイムにも適しており、パウンド型といわれる長方形の型で焼き上げるため、焼いてから切り分けることで好きな量を食べることができます。型抜きやスプーンで落として作るわけではありませんから、生地を作ったあとで焼くまでに時間がかかることもありません。パウンド型はアルミでもよいですが、最近は100円ショップなどでも紙のパウンド型が販売されていますので便利です。紙型は組み立てられて販売されていますから、そのまま使えます。パウンドケーキを焼き上げたあと、好きな大きさにカットして、乾燥しないように個別にラップをして冷凍庫でも保存ができます。小腹が空いた時に、冷凍庫から食べる分だけ取り出し、室温で解凍すれば食べられます。ひとつのボウルで生地を作ることができる「ワンボウル菓子」ですので、生地をたくさん作り、小さめの型で焼けばプレゼントにも適しています。パウンドケーキの生地はプレーンタイプが基本ですが、これにココアや抹茶を入れれば違う味が楽しめます。レーズンやオレンジピール、プルーン、ミックスドライフルーツや砕いたクルミ、アーモンドをいれて食感を楽しむのもおすすめです。
パウンドケーキを作るのに用意する物
パウンドケーキの手作り方法は暗記できるくらい簡単です。基本のパウンドケーキの材料は薄力粉100g、砂糖100g、無塩バター100gにベーキングパウダー小さじ1、Lサイズの卵2個です。バターはマーガリンでも代用できます。パウンド型は長さ18センチのものが基本です。型は100円ショップやスーパーなどどこでも簡単に見つけることができますが、手に入らない場合は牛乳パックやクッキーの入っていた缶などで代用することができます。その場合は型に合わせて内側にクッキングシートを敷いておくと取り出すのが簡単になります。バターは作り始める前に室温に戻して柔らかくしておきましょう。アレンジしたパウンドケーキを作りたい場合は上記の材料に加えて好みのドライフルーツやナッツ、レモンの皮、チョコチップ、りんご、かぼちゃ、にんじんの摩り下ろしなどを用意しておきます。ラム酒やアマレット酒、ブランデーなどを加えると上品な大人のパウンドケーキができます。カロリーを控えめにしたいときは無塩バターの半分の量を低脂肪クリームチーズにすれば爽やかで食感が軽めに仕上がります。甘みをつけるために砂糖の代わりにはちみつを使っても作ることができます。
パウンドケーキの作り方の手順
薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておきます。オーブンは180度に温めます。室温に戻したバターに砂糖を加えて白っぽくなるまで空気を含ませるようにすり混ぜます。溶いておいた卵を4、5回に分けてバターのボウルに加えて、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。食感が悪くなってしまうので分離しないように注意しながら力を入れて混ぜるようにしましょう。洋酒やレモン汁など水分を混ぜる場合はここで一緒に加えておきます。ふるっておいた粉を入れてゴムべらで切るようにサックリと混ぜ合わせます。ナッツ類やチョコチップなども入れる場合は一緒に混ぜます。あまり混ぜ過ぎずに粉がまだ少し残っているくらいの状態で、分量外のバターを塗ったパウンド型に生地を流し入れます。型を数センチの高さから作業台に落としてトントンと中の空気を抜きます。予熱したオーブンの中段に入れて、35分から40分程度焼きます。取り出して竹串を刺してみて、生地がついてこなければ焼きあがりです。まだ中央部が生焼けで表面が焦げている場合はアルミホイルをかぶせて5分ほど追加で焼きます。焼きあがったら型から外して網の上などで荒熱を取って出来上がりです。日にちが経つと生地が落ち着いてしっとりした食感になります。
パウンドケーキの作り方のまとめ
パウンドケーキの生地はとてもしっかりした生地ですので、焼き上げる時には中まで完全に火が通っていることを確認しましょう。竹串で中心を刺し、底までついたら静かに引き上げます。竹串に生の生地がついてこなければ焼き上がっていますが、生地がついてきたらもうしばらく焼きましょう。パウンドケーキの生地に風味をつける時、ココアや抹茶味にするだけでなく、ナッツやドライフルーツを入れる時は組み合わせに注意しましょう。また、パウンドケーキの生地を焼きはじめて5~10分ほどたつと表面が乾いてきます。ここで真ん中にナイフで切れ目をいれておくと、真ん中が膨らみ、きれいな割れ目ができます。中心部分が膨らんだ見栄えの良いパウンドケーキになる上、重い生地の中心まで十分に火が通りますので生焼けの心配がありません。焼き上がったパウンドケーキは、網の上で冷ましておきます。しばらく時間を置いて、生地がしっかりとなじんだ頃に切り分ける方が、きれいに切れます。食べごろは翌日以降で、2日以降にしっとりしてくることを「焼き戻り」といい、粉類と油脂が馴染んできた証拠です。表面に、粉糖と水で作ったアイシングで飾ればプレゼントにも最適なパウンドケーキになる上に、生地の乾燥を防ぎます。
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パウンドケーキとは、小麦粉、バター、砂糖、玉子の4種類を使って焼き上げるお菓子のことです。これらの材料をそれぞれ同量を混ぜ合わせるため、フランスでは「4種類、4分の1」という意味の「カトル・カール」という名で呼ばれています。パウンドケーキは同じように、1パウンドは約453.6グラムであることから、小麦粉、バター、砂糖、玉子をそれぞれ450グラムや453グラムずつ用意していたのが始まります。パウンドケーキは世界中で愛されているお菓子のひとつですが、気軽に食べられる上に、作る上でも分量が覚えやすいことが挙げられます。基本的な材料4つを、それぞれ同量で作ればよいのですから、料理の中でも非常に簡単で特徴的なレシピといえます。また、手作り方法としても重宝され、基本の4種類の材料に別の材料を加えてバリエーションをつけたり、材料を加減して風味をつけたりすることもできます。各分量を同等にするだけでよいのですから、4つの分量のうち一番少量にあわせて作る方がよいでしょう。昔は冷蔵庫という便利な保存法がなかったため、同量で作る甘いパウンドケーキは保存を兼ねていましたが、最近では砂糖を控えめにして作られることが多くなりました。