トマトの育て方の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

トマトの育て方を作ることの楽しさ
家庭で野菜をつくるのはその安全性や安心感に加えて、ものづくりの楽しさが加わります。自分で育てた野菜は思い入れもあっていとおしいものです。なかでも手作りしたトマトの味は格別です。 子どもと作ると野菜がこうしてできると知ることができます。トマトは学習にぴったりの野菜です。さらに自分で育てることでより野菜好きになることでしょう。 トマトを畑で苗から作るには、まず畑を準備するところからはじめます。ここの部分も手作りが生かせます。一番いいのは落ち葉からつくったたい肥です。トマトの植え付け用の目的に使うには、このたい肥から手作りするとさらによいです。一番よいのは熟成が進んだ1~2年たった落ち葉たい肥です。それに肥料を加えてさらに1週間ほど置き、トマト苗を植え付けます。 また、苗を育てる際に使用する肥料の一部も手作りできます。ぼかし肥は油かす、米ぬか、鶏糞などに少量の水を混ぜ発酵させて乾燥させたものです。トマトの追肥用にうってつけです。こうした肥料づくりも楽しめるわけです。油かすを含む肥料を使うとトマトは甘くなるといわれています。このあたりに工夫の余地があり、作る楽しさでもあります。 また、トマトは長い期間にわたって実がつきますので、追肥を継続してしっかりやれるかがトマトの育て方のポイントになるところです。
トマトの育て方を作るのに用意する物
トマトの育て方を容器栽培と畑栽培の二通りの方法で紹介します。それぞれの方法で必要なものをあげます。 容器で栽培する場合に必要なものとして、野菜用培養土、プランターあるいは肥料袋(深さ250mm以上がのぞましい)などがあります。 野菜用培養土が手に入らないときの培養土の手作り方法をあげます。庭の土(あるいは黒土):赤玉土:腐葉土=6:2:2に、苦土石灰20gとようりん20gを加えて、1週間置きます。その後、油かす15gと化成肥料小さじ1杯をいれさらに1週間置いたのち、植えつけます。 畑での栽培の場合には、日当たりと排水の良い場所を選びます。最初に幅80~100cmの畝を立てます。その際に苦土石灰を1にぎり/1㎡と堆肥5にぎりを加えてよく混ぜます。その1週間後に今度は化成肥料とようりんをそれぞれ大さじ5杯ずつまきよく耕します。畝に深さで20cmほどの溝をくわで掘り、堆肥に化成肥料とようりんをそれぞれ大さじ2杯/1㎡ずつ、油かす一握りを施します。土を戻して畝を平らにならします。トマトの苗を植えつけるまでそのまま10日間おきます。 容器栽培でも畑栽培でも共通して必要なもの葉トマトの苗と肥料、そして支柱です。トマトの苗(中玉の品種)は、枝と枝の間が比較的つまっていて徒長していないしっかりした苗で、子葉がついているものが良いです。植え付けの最適のタイミングは最初の花が開花するときです。追肥用の肥料には、化成肥料もしくはぼかし肥料などを使います。それからいずれの場合も苗を支える支柱が必要です。
トマトの育て方の作り方の手順
簡単なトマトの育て方を説明します。 (1)(畑)トマト苗を植えつけるまでの間に上記の方法で、畑の畝に肥料などを入れて10日間ほどおきます。 (容器)容器の底に鉢底石を入れて水はけをよくします。上から4cmのところまで野菜用培養土もしくは上記の方法で作った培養土を加えます。 (2)土にスコップで穴を開け、トマトの苗を深植えにならないように植えます。そして水を十分にやり、落ちつかせます。その際、花は南を向くように向きをそろえます。 (3)花房の反対側に支柱を立てます。トマト苗を結束バンドやひもで8の字になるように、余裕をもたせつつ誘引します。 (4)定着して10日後に1株につき一つまみの化成肥料を施します。同じ量を様子を見つつ2週間の期間をあけながら3回施します。追肥のたびに土の表面を軽く耕し、除草します。先端の葉が強くそりかえっているときは肥料が効きすぎですので、追肥はやらずにしばらく様子を見ます。 (5)わき芽が出ますから指でとります。茎は伸びた分だけ支柱に固定していきます。花房が4、5段できましたら、最後の花房の上の葉を2枚残して摘心するようにします。わき芽の除去はトマトの育て方のなかでポイントになります。 大玉のトマトの場合は、花房の実のうち4個程度を残してあとは摘果します。中玉トマトの場合は摘果の必要はありません。梅雨の前に敷きわらをするようにします。これによって土が固まるのを防いだり、雑草が生えるのを抑えて葉裏への泥はねを防ぎます。容器栽培は用土が乾きやすいので、表面が乾いたら水やりをするようにします。急な水分変化による果実のわれを防ぐ目的で、トマト苗の上部をビニールで覆う屋根をつける工夫をすることがあります。
トマトの育て方の作り方のまとめ
①(畑)畝(幅80cmほど)を立てる際に苦土石灰を1㎡あたり1にぎりと腐葉土5にぎりをまきよく混合します。1週間後に化成肥料とようりんを大さじ5杯ずつほどまき耕します。畝の中央に深さ20cmほどのみぞをきり、堆肥と元肥の半分の量の化成肥料、油かす一握りを溝に施します。土を戻し溝を埋め畝を平らにします。苗を植えつけるまで10日ほどおきます。 (容器)容器の底には鉢底石を入れ、上から4cmまで野菜用培養土を入れます。 ②土の表面にスコップで穴を開け、トマトの苗をなるべく浅く植えます。水を十分にやり落ちつかせます。 ③支柱をたてて、トマト苗をひもで8の字になるように余裕をもたせて固定します。 ④10日後に元肥の4分の1の量の化成肥料を施します。同量を期間を2週間ほどあけながらあと2,3回施します。肥料を与えるたびに土の表面を軽くならし、除草します。 ⑤わき芽はすべて指でとり、必要に応じて伸びた茎を支柱に固定します。花房4、5段目で、上の葉2枚を残して摘心します。 大玉のトマトは花房の実のうち4個程度まで摘果しますが、今回説明している中玉では摘果は必要ありません。梅雨前に敷きわらをして、土が固まるのを防ぎ、雑草の発生を抑え、泥はねを防ぎます。容器栽培は用土が乾いたら水やりをします。
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トマトは代表的な野菜のひとつです。さまざまな料理に使われる万能野菜で生でサラダに使えますし、煮込んだり、ソースの素材としても利用できるすぐれた野菜のひとつです。したがって家庭で準備できたら重宝します。自分で作る場合は市販の苗を購入してゴールデンウイーク明けに植えつけるといちばん失敗が少ないとされています。最近は家庭でも、そして初心者でも育てやすい中玉のトマトが出回っています。ここでは丈夫でしかも適正なサイズの果実がわりと簡単に得られる中玉トマトの育て方を紹介します。トマトは植え付けの時期と、植えつける苗のサイズがカギをにぎっています。植えつける苗が小さく花もつけていないと徒長して実の付きが悪くなることがあります。植え付けが遅れて実がつき始める時期に真夏になるとやはり元気がなくなり、実をつけるのを休むようになります。こういったトマトの生理をうまく見極めて自分で苗を育てますと、最盛期には毎日のように完熟のトマトの実を口にできることになります。肥料を2週間に1回程度継続してやりつづけることができたら長く収穫を続けられます。ここでは比較的育てやすい中玉サイズのトマトの育て方について一般的な手作り方法を紹介します。