なすの漬け物の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

なすの漬け物の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

健康や美容に良いと言われている発酵食品、ヨーグルトや納豆など、日常の食生活に取り入れている方も多いはずです。その中でも漬け物というのは日本古来から伝わっている発酵食品で、単純に体にいいだけではなく、独特の風味で美味しく、ごはんのおかず、友として昔から食べられているものです。特になすの漬け物というのは色合いも鮮やかですし、食卓に逸品あると場が華やかになる効果があります。最近はスーパーなどで購入する方が増えてきていますし、十分に美味しいのですが、それでも手作りの良さがあります。市販品の場合は良く見れば大体において保存料が使われていて、そもそも保存性を高めている漬け物に添加物をプラスするのはおかしなことですが、安全に販売するためにはどうしても必要となってしまうのです。それも手作りすれば加える必要がなく、安全安心でおいしい漬け物が食べられるのです。さらに浅漬けから古漬けまで漬け方にこだわることもできますし、それによって味だけではなく歯ごたえも変わってくるので、お好みのものを見付ける楽しみも生まれます。それゆえ気になる方は一度チャレンジしてみるのもよく、思っているよりもずっと簡単にできると分かります。

なすの漬け物を作ることの楽しさ

では茄子の漬け物を手作りするメリットは何かというと、やはり安心と安全というものが大きいです。保存料の問題は言うまでもなく、市販品の場合はどういった作物で作られているのかということも気になります。確かに表示はされていますが、漬け物となっているので、普通に野菜を購入する場合と違って見た目で新鮮さは分からないのです。それゆえちょっと気になることもあり、また糠床に関しても最近は遺伝子組み換えの農作物などが出てきて、完全に安心できない部分があるかと思います。 そういった意味から自宅で手作りをする場合、付ける素材から糠床まで、どういったものを使っているのかはっきりと分かるので、安心して食べることができるのです。しかも作っている過程を知ることができ、楽しみに繋がっていき、子どもがいれば食に対する興味や好奇心が刺激されるのです。しかも漬け込み時間を自分で調整することができますので、味や食感の好みに応じたものにする、シチュエーションで変えてみるなど、さまざまな工夫をすることが可能となります。それゆえ手作りというのは素晴らしく、特に小さな子供がいるのなら、難しくないので一度チャレンジしてみることをおすすめします。

なすの漬け物を作るのに用意する物

なすの漬け物といっても種類がありますが、簡単にできるのはぬか漬けです。用意するものはなすび、塩、ミョウバン、糠床です。なすびは曲がっているものが漬物用として売られていることがあります。ミョウバンは色をよくする効果がありますが、なくても問題ありません。重要なのが糠床です。準備にはしばらく時間がかかります。スーパーですぐに使えるものも売っていますので、それを買ってきても構いません。お米屋さんでもらったり、乾燥した粉の状態で買った場合は準備が必要です。糠に水を混ぜて耳たぶの柔らかさにし、塩を入れます。キャベツの外葉やきゅうりのへたなどのくず野菜を入れて一週間ほど置きます。もちろん、たまに混ぜなければカビが生えてしまいます。プラスチックのケースではなく、大きめのビニール袋に入れると中に手を入れなくてよいので便利です。保管場所は常温でも大丈夫ですが、暑い夏場は野菜室のほうが安心でしょう。冷蔵庫に入れると熟成が遅くなりますので、出来上がりも時間がかかります。しかし、混ぜる回数も少なくなります。好きなほうを選択してください。こうやって時間をかけてつくった糠床と、なすび、塩、ミョウバンを使って漬物を作っていきます。

なすの漬け物の作り方の手順

準備が整ったら、いよいよ漬けていきます。最初になすを切ります。なすが大きい場合はもちろん、小さい場合も切り込みを入れるとよいでしょう。大きさは容器に入る程度です。次に塩とミョウバンで全体を揉みます。仕上がりの色を気にしないのであれば、ミョウバンはなくても構いません。このあと、表面に水滴がにじむくらいまで放置するのがなすの漬け物を上手に作るコツです。水滴が確認できたらふき取って準備した糠床に漬けます。全体が見えなくなるまで漬けるようにし、もしも頭が出るようなら糠を足すか、なすを切るようにしましょう。漬けているときは冷蔵庫に入れている場合は1日に1回、常温の場合は2回混ぜる必要があります。カビが生えてくるのを防止するためです。浅漬けの場合はだいたい一昼夜、深く漬けたい場合は2、3日が食べごろです。もし漬けすぎて塩辛くなってしまった場合は透き通るくらいの薄切りにして水で洗って絞ると塩気が抜けておいしく食べられるようになります。糠床は何かを漬けつづけているほうが長持ちしますので、継続してなにかを漬けるようにしましょう。もし、なにもない場合は生姜がおすすめです。長いこと漬けていても大丈夫です。以上がなすの漬け物の手作り方法です。

なすの漬け物の作り方のまとめ

それではなすの漬け物の手作り方法になりますが、まずは糠床を準備する必要があります。4~5リットルの深めの容器を用意します。ホーロー鍋に水900ml、塩125gを入れて火にかけ、塩が溶けたら火を消して冷まします。 容器にいりぬか1kg、昆布25㎝を6cmくらいに切ったもの、唐辛子2本を輪切りにしたものを入れて、冷ました塩水を3回くらいに分けて加えて混ぜていきます。 全体に塩水が行き渡るように混ぜて、ぬかが耳たぶくらいの柔らかさになったらよく、ぬかの表面をならして、容器の周りについたぬかを清潔な布巾などで拭き取って完成です。 発酵が足りないので捨て漬けをするのですが、キャベツや白菜の外葉を良く洗って水気を切り、出来上がった糠床に漬け込み、毎日2回ほどかきまぜて、捨て漬けの野菜を3日ほどで捨てます。これを3~4回繰り返して糠床の完成です。 そしてなすの漬け物ですが、一度取り出すと色が変色してしまうので、食べる分だけ漬けるのがポイントになります。なすのヘタをとって、半割にしてぬか床に漬け込み、空気を抜いて冷蔵庫で漬け込みます。半日から1日くらいで完成、これもお好みの漬け込み時間で良く、いろいろと試してみると良いです。

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