とろろ汁の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
とろろ汁を作ることの楽しさ
ただし注意が必要で、トロロイモに含まれている栄養素は熱に弱く、加熱すると壊れてしまうのです。それゆえ生のままで食べるとろろ汁は効率の良いものとなっているのです。それゆえだし汁を入れる時は、少し冷めてぬるくなってから加えることが大切です。 ととろに含まれている成分は主に疲労回復、アンチエイジングや更年期障害に有効になっています。それゆえ夏バテした体にもぴったりのものなので、食生活にとりいれたいものとなっています。すりおろすのは多少の手間がかかりますが、普通に料理をするよりも難しくはなく、これで一品になるのですから嬉しいものだともいえます。しかも誰にでもできる簡単な作業ですので、小さな子供がいる場合はお手伝いをしてもらうのもよく、料理というのは作る楽しみがありますし、共に作業をすることによって結びつきが強くなります。さらに自分で作ることによって、食に興味がない、好き嫌いがある場合は食べてくれるきっかけになることがあるのです。 夏バテというのは病気とは言えないものですが、放っておくと他の病を引き起こすこともありますので、早めの対策がよく、そんな時にこそとろろ汁はぴったりの料理となっているのです。
とろろ汁を作るのに用意する物
自然薯が手に入ったら、とろろ汁にして食べると美味しいです。 4人分のレシピで、自然薯(とろろ芋)1本、干し椎茸5枚、出汁昆布1枚、水500cc、調味料(酒大さじ2、しょうゆ大さじ2、麺つゆ大さじ1、みりん大さじ1)、味噌汁200cc、です。 薬味用に細ねぎ適量、わさび適量、もあると良いです。 味噌汁はなくても作れますが、隠し味に入れると美味しさが引き立ちます。地方によってはこれに生卵を入れるところもあります。 とろろ汁は、自然薯を擦るところさえできればあとは簡単です。人によっては自然薯で手が痒くなってしまうこともありますが、その場合には酢水につけると緩和されます。 自然薯を使うのが一番美味しいですが、山芋で作っても良いです。その場合も作りかたは同じです。 火であぶって皮を処理する行程では、できるだけ皮は剥かないのがコツです。皮ごとすりおろすのが基本で、どうしても土が気になる部分だけをピーラーでこそぎ落とします。 自宅がIHの電気式で火が使えない場合には、火を使わないで皮を水洗いして最小限だけ気になる部分だけをピーラーでこそぎ落とします。 皮ごとおろし金ですりおろして、そのあとすり鉢で練れば練るほど粘りとこくが出て美味しくなります。
とろろ汁の作り方の手順
とろろ汁の手作り方法です。 干し椎茸5枚を水で洗って、水500ccに3時間以上漬けて放置します。前日に漬けておいて、冷蔵庫で保存しておいても良いです。 出汁昆布1枚を水で戻して出汁をとります。 つけておいた干し椎茸を絞って椎茸を取り出し、椎茸のだし汁と昆布のだし汁を合わせて火にかけます。アクが出てきたらお玉ですくいます。沸騰したら昆布を取り出します。椎茸はみじん切りにしておきます。 調味料(酒大さじ2、しょうゆ大さじ2、麺つゆ大さじ1、みりん大さじ1)と、絞ってみじん切りにした椎茸を加えて、アクを取りながらさらに5分程度煮て、火を止めます。これがベースの汁になります。 汁を冷ましている間に、自然薯をコンロの火であぶります。ひげ根を焼き取って、水で洗い土を落とします。 すり鉢で自然薯をおろし金ですりおろして、そのあと丹念にすり鉢で練ります。ここに先ほど冷ましておいたベースの汁を少しずつ入れて、最後に味噌汁を入れれば完成です。 自然薯の性質によって汁の粘り気が変わるので、味噌汁を使って調整すると良いです。粘り具合は好みで構いません。 お好みで細ねぎとわさび適量を入れると、味のアクセントになります。 マグロの刺身とご飯などと合わせて食べると美味しいです。
とろろ汁の作り方のまとめ
それではとろろ汁の簡単な手作り方法になりますが、まず用意するのはおかわりを含んで2人前で、トロロイモすりおろし200g、だし1/2カップ、しょうゆ大さじ1、あれば海苔などを適量になります。だしは鰹節やコンブからとってもいいですし、インスタントを使用しても問題なく、楽なものを選ぶと良いです。 作り方になりますが、だしを作ってしょうゆを加えて冷ましておきます。トロロイモをすり鉢ですっていきます。おろし器でおろすこともできますが、すり鉢の方が粘り気が出ます。すりおろしたトロロにだし汁を加えて出来上がりです。 トロロイモですが、ナガイモ、ヤマトイモ、自然薯などどれでも構わなく、お好みのものを選ぶといいです。また粘り気が強いイモを使う場合は、だし汁を増やしても問題ないです。これも自分の気に入る分量で構わないです。 上に海苔や卵、葱などをトッピングしてもよく、特にタンパク質を増やしたい場合は卵を加えると栄養のバランスが良くなりますし、まろやかな味わいになります。 またとろろ汁はごはんにかけるだけではなく、そのまま飲んでも効果がありますので、食欲がない時はだしを多めにして汁として飲むと、食欲が刺激されて食べることができるようになります。
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夏の暑さにばててしまって食欲が失われている人も多く、しかし食べないとエネルギーが補給できず、さらに疲労が蓄積されていってしまうのです。そんな時にはさっぱりとした素麺や蕎麦、もしくはうなぎなどの高エネルギーのものに向かいがちですが、実はこれらは疲れた体にはあまり良いものではないのです。素麺や蕎麦、冷麦などはのど越しがよくツルツルと食べられますが、これだけだと炭水化物だけで栄養バランスが悪くなります。また土用の丑の日ということでうなぎを好まれる方もいるでしょうが、こちらは脂が多く胃もたれする場合があります。それでは何がいいかというと、実はとろろ汁がおすすめとなっています。とろろとは生のヤマノイモ、またはナガイモをすり下ろしたものを言います。とろろ汁にして食べるイモをトロロイモと呼ぶこともあり、古来から日本で親しまれてきた食べ物になります。いわゆるトロロイモは山のうなぎと呼ばれるくらいに栄養素が豊富で、酵素が特に多く、ビタミンB1,ビタミンC、カルシウム、カリウムなどのミネラル。そしてムチンというネバネバ成分が体内に入ることで、タンパク質の吸収を向上させていきます。それゆえ疲れた体にはぴったりなものなのです。