チーズの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
チーズを作ることの楽しさ
チーズは世界各地で作られており、とにかくその種類の多さが魅力です。それぞれに風味や味わいが違っているため、料理やおつまみなどに使い分けることができます。おいしいワインが多いと有名なフランスでは各村に1つのチーズがあるといわれているほど種類が豊富で、最も有名で人気があるのがロックフォールです。スイスではエメンタール、グリエールの2つが特に有名ですし、イタリアではゴルゴンゾーラやパルミジアノ・レッジャーノ、マンチェゴやカブラレス、アメリカではコルビーやモンテレージャックというチーズが開拓時代に作られています。チーズにはフレッシュタイプや白カビタイプ、青カビタイプ、ウォッシュタイプ、シェーブルタイプ、ハードタイプ、セミハードタイプ、プロセスチーズなどがあります。例えばフレッシュタイプにはクリーム、カッテージ、モッツァレラ、マスカルポーネ、リコッタなどがあります。カッテージやモッツァレラは比較的カロリーが低く、ダイエット中でもオススメされるものですし、クリームはケーキなどにも使われます。フロマージュ・ブランはフランスでは離乳食として赤ちゃんに与えられているほど身近なものになっています。このように種類にあわせていろんな用途に使えるのが良いところなのです。
チーズを作るのに用意する物
チーズは日常生活でもよく食べているという人が多いです。けれどもスーパーなどで買い求めると高いし量が少ないし、と物足りない思いをしている事も少なくありません。手作り方法もいろいろとありますが、なるべく簡単な方法でいて、材料も手に入りやすいものを使って自家製チーズを作ることも出来ます。 いろんなタイプがありますが、材料に関しては牛乳や生クリーム、ヨーグルトが主なものとなります。そこに加えるのはレモン果汁や塩ととてもシンプルですから、挑戦してみる価値もあるでしょう。手軽にできるタイプもあれば、本格的なタイプまで、自家製でもレシピはたくさんありますから参考にしながら作っていきましょう。 世界中で食べられているチーズ自体は何百もの種類があります。普段食べているチーズはその中のほんの一握りではありますが、材料の配合なども変更しながら作っていくといいでしょう。お酒のおつまみとしてもよく合いますし、デザートや間食として健康的なおやつとしてもおすすめです。自分で作ったチーズとなれば、その味わいも特別なものになるのではないでしょうか。牛乳やヨーグルトなどもいろんな物を使い分けながら、手作りを楽しんでみて下さい。
チーズの作り方の手順
材料も比較的シンプルで作りやすいのがカッテージチーズです。これは牛乳とレモン果汁、またはお酢を加えればいいだけです。牛乳を4~50度に温めて、火からおろしたらレモン汁を加えてよく混ぜます。そのまま10分ほど置いていると分離して水が出てきます。別の容器にざるなどをのせて、そこにガーゼやキッチンペーパーを敷いてから漉して水分がなくなるまで放置します。手で軽く絞れば出来上がりますが、固く絞りすぎるとぱさぱさになるので、力加減には気をつけましょう。そのまま食べるのであれば塩やジャムなどを使い、料理用にするならフレッシュなチーズでパンにのせたりサラダに入れるなどしてたっぷり使って下さい。チーズの中でもピザなどに使うモッツァレラも人気ですが、これには別途レンネットという凝乳酵素が必要になりますので、通販などで買い求めておきましょう。 普段食べるチーズも、自分で作ってみるとまたいつもと違う味で感激する事でしょう。子供と一緒にも作る事ができるほど簡単なので、おやつ作りも兼ねて作ってみるのもおすすめです。健康にも美容にもよいチーズを手作りして、毎日の食生活にどんどん取り入れてみて下さい。料理の幅もぐんと広がっていきます。
チーズの作り方のまとめ
チーズの手作り方法は簡単なものですとカッテージやモッツァレラが挑戦しやすいでしょう。モッツァレラを例にあげてみます。まず鍋に成分無調整の牛乳を入れ、沸騰する寸前まで温めて軽くかき混ぜながら酢を入れます。量は牛乳2リットルに対して酢を50ccほどです。酢を入れたら中火にして固形部分とホエー部分に分離したらザルの上にガーゼなどを敷いて漉します。ガーゼ部分に残った固形には水をかけて酢を洗い流してしまいます。その後、ガーゼ越しに形を整えて皿などに乗せ、固形物の上にも皿などで重しをして冷蔵庫に入れておきます。こうすることで余分な水分が出てモッツァレラが出来上がります。濾した時点で形を整えずにぱらぱらとほぐれさせたままにしておけばカッテージチーズとして利用できます。残っているホエー部分は植物などに水として与えてもいいですが、栄養豊富なので牛乳や砂糖、蜂蜜などを加えてドリンクとして飲んでもよいです。ゴーダを作る場合にはこれよりもっと手間がかかります。加熱殺菌した牛乳を冷やしておき、そこに乳酸菌やレンネットという牛乳を固めるための酵素を加えます。固まったら細かく切ってホエー部分と固形部分に分離させ、固形部分を型につめて整形し、圧力をかけて水分を抜いて最終的な形に整形してから塩分につけ、その後3か月から4か月ほど醗酵と熟成をさせます。そして熟成されたら完成です。
-
面白い実験の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
子供達から理科離れが問題となっている現代において、それを阻止するため子供達が理科に興味を持ってもらえるよう、様々な工夫が...
-
マーボー豆腐レシピの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
マーボー豆腐は中華料理の代表的な料理の1つです。本来は四川料理ということもあり、ひき肉と唐辛子、花椒と呼ばれる中国の山椒...
-
紙工作の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
紙工作とひとくちにいっても様々なものがあります。ダンボールを使ったダンボールアートなども最近は盛んになってきています。 ...
-
そうめん流し竹の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
現代の日本はなかなかデフレ経済から脱却できずにいます。様々な政策が打ち立てられるものの、消費の回復の兆しはなかなか見えま...
-
パールネックレスの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
パールネックレスは、最近とてもはやっています。パールネックレスを、作る理由はとても簡単に、自分の手作りを楽しむことができ...
-
手作りちょうちんの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
夏祭りや飲食店などでよくみかける提灯は、昔から日本で使われ続けているなじみ深い照明器具です。おもに野外で使われることが多...
-
ティッシュケースの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
ティッシュケースは自宅の部屋で使うものと小さなポケットティッシュのものとがあり、最近は簡単にハンドメイドで手作りできます...
-
おやきの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
「おやき」は、長野県の名産品の一つで、小麦粉・そば粉などを水で溶いて皮を作り、薄くのばしたその皮で様々なあんを包んで焼い...
-
きゅうりピクルスの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
ピクルスはお酢に野菜を漬けた料理で疲労回復や体質改善などの健康効果があります。特に有名なのはきゅうりピクルスで、きゅうり...
-
ミサンガ初心者の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
ミサンガとは数種の糸を何本も組み合わせてつくる組み紐のことです。ミサンガが作られるのはファッションの一部として利用する目...
チーズはいろんな食べ物がある中でも加工された食品としては最も歴史が古いものの一つです。チーズが作られ始めた正確な時期はわかっていませんが、チーズの製造をしていた最古の場所はなんとポーランドだったことがわかっています。偶然できたというよりは製造をしていたということがわかったのです。チーズの漉し器として穴が開いた陶器の破片が発見され、ここからヤギ乳のチーズが作られていたことが発見されました。この漉し器は7500年前には作られていたのです。ヨーロッパではチーズの保存のためにそれほど塩を使っておらず、独特の風味が加わっていました。紀元前2000年頃にはシュメール人がチーズを作っていたころがわかっていますが、こちらは暑い国なだけに保存には塩分を必要としており、かなり塩分と酸味が強いものだったのではないかと言われており、似たような味を例えるならば田舎で作られるようなカッテージやフェタのような感じだったのではと想像されています。日本では650年頃にモンゴルチーズに似た正蘇と呼ばれるものが古代書に登場しています。平安時代頃には貴族に独占されて食べられており、不老長寿や強精に効果があるとされていました。