ダンボールアートの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

ダンボールアートを作ることの楽しさ
ダンボールの構造はライナーと呼ばれるクラフト紙2枚の間に中芯とも言われる波打った紙を挟んだ構造になっています。 この、波型の紙の波の大きさや密度によってその厚みも変わってきます。また、ライナーに使われる素材もクラフト紙の温かみのある汚れが目立ちにくい色合いのものから、艶のあるフォト用紙のような質感のライナーまで様々なものがあります。 このもともとの色合いからインスピレーションを巡らせて、作品をイメージするところからダンボールアートの楽しさは始まっています。 また、カットした面の波型の断面をうまく利用することによって、表現できる可能性もあります。その他、ライナーを片面はがして波型の中芯を露出させることで表現できる質感もあります。 例えば、その柔らかさを生かして生き物のアートを作ることもできます。このような、思わぬインスピレーションがわいてきたときは、わくわくするような高揚感を覚えることもあります。 また、ライナーの質感や色がアート用に作られたダンボールでは、作る作品に合わせて自分独自の表現が可能となります。 作品を作ることは他のアートと同じように自身の内面を表現する喜びにあるのではないでしょうか。 その中でもダンボールアートは、これから更に広がる可能性を秘めたものです。
ダンボールアートを作るのに用意する物
ダンボールアートはダンボールを使って作るオブジェなどのことであり、どこにでもあるダンボールを使い簡単の作ることができます。他のアート作品のようにお金がかかるわけではないので、非常に低予算で作ることができるのです。 ダンボールアートを作るときには、ダンボールが必要になりますが、これは結構な量が必要になるのでDIY用品販売店で購入するとかなりいい値段がしてしまいます。そこでこういう時にはスーパーに行き商品の入っていたダンボールをもらってくると無料で手に入れることができるので、まずもらえるかどうかお店の人に頼んでみるといいでしょう。 ダンボールだけでなく工作用の道具も必要になるので、カッターやハサミのほかに定規も揃えておきます。これらのものは文房具店で手に入れることができるのです。 また、色を塗る時には、アクリル絵の具なども必要になるのでこれも用意しておきます。またダンボールですがお店でもらったものは商品の名前などが付いているので、見た目にこだわりたいというのならDIY用品販売店で売られている無地のダンボールを手に入れるといいでしょう。 予算がかかりますが、きれいなダンボールアートを作ることができるのです。
ダンボールアートの作り方の手順
ダンボールアートは非常に多くのデザインがあるのでそれぞれのモチーフにより手作り方法が異なっています。なので、まずはどういうものを作りたいのかということを明確にしておくと、スムーズにモチーフを作ることができるでしょう。 たとえば豚のオブジェを作るときには、まず骨組みとなる部分をダンボールの切れ端で作ります。この骨組みとなっている部分に他のパーツをはめこんでいき形を作ります。 体のパーツは断面になっている部分をたくさん作ることで形を作っていくので顔の部分の鼻部分から小さく作っていき、さらに体の中心部分の山になっている部分まで大きくなるように作りましょう。そして、おしりの部分まで作り骨組みの部分にはめていき、さらに足の部分は骨組みに付いている体の断面パーツにはめ込んで作ります。 しっぽもお尻の部分に付いているはめ込み部分につけていき、耳は顔の部分にくっつけておきましょう。それができたら、土台を作ってこれに脚を固定するためにはめこみ部分をダンボールで作ります。 ここに豚のオブジェの本体を差しこむと完成するので、好きな場所にこのダンボールアートを飾りましょう。色を塗りたいのであれば、くっつける前にダンボールにカラーを塗っておくといいです。
ダンボールアートの作り方のまとめ
ダンボールアートを手作り方法は、その構造の特徴をうまく利用することが大事です。 そのためには、それなりの道具が必要になってきます。まずカットするためには、ハサミよりもカッターナイフのほうが良いでしょう。 ハサミですとダンボールの厚みをつぶしてしまいせっかくの断面の面白さが生かせないこともあります。 また、折り曲げ加工をする際にコテやその線を描く定規また、円をくりぬくためのコンパスのような円切りカッターがあったほうが良いでしょう。 あとは、穴を空けるためのキリ、ポンチなどが基本的な道具となります。その他、接着するためには木工用ボンドが最適です。 この他は作りたい作品に合わせて工夫して揃えておきます。ダンボールアートを作るうえで一番大切な作業はカット作業です。 厚みのあるダンボールを正確に切断するコツは一気に切ろうとしないことです。厚みあるものを一度で切り取ろうとするとうまくいきません。 同じ線の上を数回に分けてカッターを走らせて正確に切り取ります。カット作業がうまくいくと作品の仕上りが格段に違ってきます。 また、ダンボールは構造上組み合わせ方によっては極めて丈夫な素材ともいえますので、実用に耐える家具を簡単に作り出すことも可能です。実際に大人が利用しても耐えうる頑丈な椅子や机を作ることさえ可能です。 このように、ダンボールアートは造形物としてその構造を生かしたアイディアの塊といえるでしょう。
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段ボールは物を運ぶための包装用の箱として開発されました。基本的には二枚の紙の間に緩衝材と保温の役目を果たす、波型のフルートと呼ばれる紙が挟まれています。その特異な構造のために、紙という軽い素材でありながら非常に丈夫な特徴を持っています。今では、ありとあらゆる物品の輸送に使われているため、そこらじゅうにあふれていると言っても過言ではありません。また、用途や運ぶものに合わせて様々な種類の段ボールが開発されています。非常に丈夫な強化ダンボールから商品の破損を防ぐために、詰め物として使われる柔らかいものまで様々です。また、その独特の色合いや質感は柔らかで温かみのあるのが特徴でもあります。
その質感を生かしたアート作品も数多く作られています。身近でありふれた素材を使うことで素朴で親しみやすいダンボールアートが生み出されています。今では、廃物利用のダンボールだけではなく、アート用に開発されたダンボールも作られるようになってきました。もはや、アートとして一つのジャンルを確立しようとしています。作品を見たり自分で制作してみると色合いにしろ質感にしろ無限の可能性を感じることになります。カットの仕方や組み立てる方法を工夫することで、ダンボールアートは様々な側面を見せてくれます。自分のイメージが形になる楽しさを味わうことができます。