シーサーの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

シーサーの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

シーサーと聞けばすぐに沖縄が思い浮かぶでしょう。シーサーとは獅子を沖縄の言葉で表現した呼び方で、見た目からも獅子の形をしていることが分かります。沖縄ではお土産品を販売しているショップに行くと簡単に見つけることができます。沖縄のお土産としては定番になっているシーサーですが、本来は住宅の屋根や門の上に設置されています。一つではなく二つをセットにして置く物で、オスとメスを対にして設置します。沖縄では住宅の中に悪霊を入らせないために、昔からシーサーが魔除けとして使われています。古い住宅だけでなく新しく建築した住宅にも設置する程、沖縄では一般的に浸透しています。自分の家にも魔除けやインテリアとして設置したいと思ったら、沖縄旅行の際に買って来たりインターネット通販で購入するという方法があります。しかし既製品を買うよりも自分で作った物を飾りたいという方は、手作り方法を確認しながら作ってみてもいいでしょう。一見すると難しそうですが、手先が器用な方なら簡単に作ることができます。自分で手作りした物なら愛着がわきますし、ずっと大切にしたいと思うはずです。自分の家に飾る以外に誰かにプレゼントとして贈っても喜ばれるでしょう。

シーサーを作ることの楽しさ

沖縄へ旅行に行った時に見かけたシーサーを自分の手で作ってみたいと思ったら、好きなデザインを描いてチャレンジしてみましょう。シーサーはネット通販を利用すれば沖縄に行かなくても簡単に手に入れることができますが、自分で手作りした物は二つとないオリジナルですから自分にとっては非常に価値があるでしょう。 シーサー作りは大人だけでなく子供も楽しみながら作れるので、家族皆で一つずつ作って飾るのもいいですね。食器や湯呑み等の陶器を手作りしようとすれば本格的な焼き窯が必要ですが、シーサーの場合は焼き窯に入れて焼く必要がありません。自宅でも簡単に作れるので誰でも気軽にチャレンジすることができます。 デザインを考えてから必要な材料を揃えていきますが、初めて作る方は何から初めて良いか分からないということもあるでしょう。気軽に楽しむためにも初めからセットになった物を購入することをおすすめします。セットで購入すればシーサー作りに必要な物が全て揃っています。さらに説明書も付いているので初心者の方でも失敗することはありません。形が出来上がったら色付けする作業がありますが、自分が好きな色を選んで自由に描けるという楽しさがあります。

シーサーを作るのに用意する物

シーサーは沖縄の伝統的な像で伝説のけものをかたどっています。設置場所は建物の門や屋根、高台などで、家や人、村に災いをおこす悪霊を追い払ってくれる魔よけの力を持つとされています。沖縄の民家には焼き物で出来たシーサーのほかに、漆喰と瓦で出来たシーサーもいます。後者は瓦職人が依頼を発注してくれた家にお礼の意味をこめて、余った瓦と漆喰で製作したのが始まりだとされています。 余った漆喰でもできるということからわかるように、シーサーは簡単なものなら粘土等で手作りすることができます。手作り方法もあまり難しくないので、沖縄の工房などではよくシーサーを手づくりできる体験教室が開かれています。 なかなか沖縄まで行けないけれどシーサーを手作りしてみたいという方は、自宅でのオリジナルシーサーづくりにチャレンジしてみてください。シーサーの手作り方法に準備するものは、意外にも百円ショップやホームセンターなどで手に入る物だけで事足ります。 まずはシーサーの本体となる粘土です。ほかの道具として、水、整形のためのヘラや竹串も必要です。また、粘土と水を2対1の割合で混ぜたものを、つなぎののりとして使うので用意してください。いちいち手を洗いに行けないのでお手拭もあると便利です。

シーサーの作り方の手順

用意した粘土を顔用、体用とその他の細かいパーツ用の3つに分けます。大きさは簡単な3等分でかまいません。作る順番は体、顔、細かいパーツです。まず体作りです。粘土を丸めて好みの形にしていきます。足などの模様もつけますが、竹串やヘラを使うと簡単です。次に、頭にとりかかります。粘土を丸めて手のひらで押して伸ばし、楕円形にします。厚さは5ミリ程度が目安です。楕円形になった粘土を折り曲げるとオムレットのような形になります。これがシーサーの顔となり、目や耳をつけていくのです。 しかし、目や耳などの細かいパーツをつける前に顔と体を合体させます。先に作っておいた体に、粘土と水を混ぜて用意しておいたのりを塗って、顔を付けます。のりにすき間があると後々崩れる可能性があるので、多めに塗ることをおすすめします。 残った粘土で目や鼻、耳などのパーツを作ります。作ったパーツを本体につけていきますが、ここでものりはしっかり塗ります。パーツが全て付いたら、目や鼻の模様を竹串で描いていきます。沖縄の伝統的なシーサーは、悪霊と戦うために勇ましい顔をしているものが多いです。しかし、手作りシーサーならかわいい顔やコミカルな顔にしてみるのもおもしろいでしょう。

シーサーの作り方のまとめ

沖縄で魔除けとして使われているシーサーを自分で手作りする時は、どのような手順で進めていけば良いのか確認してみましょう。材料として使用するのが漆喰です。漆喰は石灰を原料としており、粘土等を混ぜて作られています。昔から住まいの壁等に使われているため、どこかで一度は目にしたことがあるかもしれませんね。 漆喰を手でこねながらシーサーの形を作っていきます。沖縄で魔除けとして使われている本格的なシーサーのデザインを真似してもいいですし、キャラクターのような可愛らしいデザインを考えてもいいでしょう。手作りする楽しさは誰にも真似できないオリジナルの物が仕上がるという点にあります。自分らしさを出すために可愛らしいタイプやカッコいいタイプのシーサーを考えても面白いですね。 漆喰を思い通りのシーサーの形にしていくためには細かい調整が必要になります。細かい部分を調整できるようにあらかじめ小道具を揃えておくことをおすすめします。鉛筆やシャープペン等があれば細いラインを描くこともできます。思い通りのデザインに仕上がってきたら、そのまま固めるために乾燥させる必要があります。完全に乾燥するまでには数日間かかりますが、水分をしっかり蒸発させることがポイントです。

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