サツマイモレシピの簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
サツマイモレシピを作ることの楽しさ
最近の市販のお菓子は甘すぎたり、塩分が多かったりと、子どもに適したものというのはなかなか難しく、添加物のことまで考えると何を食べさせたらよいかわからない、という意見も多く聞かれます。子どもが好きなスナック菓子は特に塩分が多く含まれ、また味に中毒性があるので繰り返し食べたくなるという欲求が出てきます。一度袋を開けると一息に全部食べてしまう子どもが多いのはそのせいで、夕飯の前におやつとしてスナック菓子を食べたからお腹一杯でご飯が食べられない、というのはよく聞く話です。 「かんころもち」は手作り方法で無添加のお菓子を作ることができるサツマイモレシピです。用意する材料も少ないですし、お子さんと一緒に楽しんで作ることが出来ます。子どもは粘土遊びが好きなように、こねたり、丸めたりするのが大好きです。餅を形成する時に好きな形を作らせたりして、遊び気を入れると子どもは料理に自然と興味を持ってくれます。 また、長崎の郷土料理である「かんころもち」は、食料が貧しかった時代、高価な餅米にサツマイモを混ぜることでその量を増やそうと考えた庶民の知恵からなる食べ物です。昔の人の知恵と工夫が詰まった食べ物ですので、昔からある食べ物が消えずに今も伝統的に受け継がれてきているわけは何だろうか、と親子で考えてみることも、子どもに日本の伝統文化に興味を持たせる良い機会になります。
サツマイモレシピを作るのに用意する物
秋になるとサツマイモが出回ります。芋ほりに行ったりおすそ分けでもらったり。もちろんスーパーで買う事もあります。では好きなサツマイモレシピは何ですか?大学いもや天ぷら、焼き芋、サツマイモご飯、スイートポテトなどサツマイモ本来の甘さを生かした料理がとてもおいしいですね。でもサツマイモをたくさんいただいたりして持て余す時も正直あります。毎回毎回焼き芋にしていても飽きてしまします。そこでおかずになるサツマイモレシピが一品でも増えれば助かりますよね。 用意するのは、サツマイモ1本と砂糖大さじ2はい、しょうゆ大さじ1ぱい半、水1カップ半です。あとはお鍋です。この水の分量は多い目になっていますので、水の量を減らしてもかまいません。もちろん調味料も水を減らした割合に合わせて減らしてください。逆に水や調味料の分量はそのままにしておいて、サツマイモの数を増やしても大丈夫です。この時の注意点は鍋に入るからと言ってサツマイモを入れすぎないことです。火が通る前に水分が減ってしまって焦げてしまう原因になります。サツマイモを足したいときは程よい分量を足すようにして下さい。どうしてもたくさんサツマイモを入れたいときは水の分量を増やしてください。
サツマイモレシピの作り方の手順
では簡単なサツマイモレシピ「サツマイモの甘煮」の手作り方法です。まずはサツマイモ1本を洗います。今回は皮をむかずにそのまま炊くのでしっかりと水洗いしてください。洗い終わったら両端のヘタの部分を切り落とします。1.5センチの厚みの輪切りにします。切ったサツマイモから水につけていきます。お鍋を準備して水1カップ半としょうゆ大さじ1はい半、砂糖大さじ2はいを入れます。そしてこの鍋に水分をよくふき取ったサツマイモを入れ、ふたをして火をつけます(中火)。あとはサツマイモに火が通って柔らかくなるまで炊くだけです。そのままほったらかしでもかまいませんが、水分がなくなって焦げていないかをこまめにチェックした方が失敗しなくて安心です。火の加減にもよりますので、少しの間だけでも目を離すのであれば弱火にしておくと良いでしょう。 皮つきですから食べるときはもちろんはがしてから食べてもいですし、そのままでも食べる事はできます。皮をむいて炊いてしまうと火が通るにつれてお鍋の中で煮崩れるのでおすすめはしません。皮ごと炊くのが嫌であればこまめに火加減やサツマイモの状態チェックして下さい。 この方法で炊くと多少甘味が少ないサツマイモであっても、美味しく作れます。
サツマイモレシピの作り方のまとめ
「かんころもち」の作り方ですが、用意する材料は、市販の干し芋一袋(200g程度)、餅(中くらいのものを5、6個)、塩少々、蜂蜜、もち粉です。干し芋、餅ともに蒸して柔らかくしますので、蒸し器を用意してください。蒸し器を持っていない場合、蓋付きの鍋と、ほぼ同サイズの金属製のザルを使っても蒸し器の代わりに使えます。 使い方ですが、鍋にザルを入れ、ザルの縁を鍋の縁に掛け、ザルの底が鍋底に付かないようにします。ザルに蒸したいものを入れ、鍋にザルに付かない程度の量の水を入れてください。鍋に蓋をして火に掛けることで蒸すことができます。 餅だけなら表面をさっとぬらしてラップせずにレンジで温めることで柔らかくすることが可能ですが、干し芋はレンジで加熱することによって余計に水分が飛び、逆に固くなってしまうのでおすすめできません。 ①干し芋を粗い適当な大きさに切ります。 ②水を入れた鍋の上に蒸し器をのせ、干し芋を入れて柔らかくなるまで15分程蒸します。 ③蒸した芋をすり鉢に入れてよくすりつぶします。 ④芋をすりつぶしている間に、餅も同様に蒸して柔らかくしておきます。 ⑤餅と芋をすり鉢でよくすります。結構力が要りますので、すり鉢をしっかり固定してすってください。 ⑥蜂蜜を加えて甘みを付けます。干し芋が甘いので、好みで加減してください。隠し味に塩少々を入れます。この時茹でたピーナツや生姜汁、ゴマを混ぜても美味しく仕上がります。 ⑦まわりにもち粉を振って長方形に整えたら完成です。 そのまま食べてもよいですが、固くなったものを切ってオーブントースターで焼いて食べても美味しくいただけます。また、小さめに切って油で揚げて塩を振る食べ方もあります。
さつまいもの苗の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
さつまいもは熱帯アメリカが原産であり、日本に伝わったのは1597年と言われているので、418年もの歴史が在る事になります。 最初に伝来されたのは鹿児島県の宮古島で有り、その後、薩摩長崎に伝わったと言います。 痩せた土地でも収穫が出来る事や、凶作の年でも収穫が出来るなどのメリットが有り、全国へと広まったと言います。 さつまいもは簡単に調理が出来る食材であり、手作り方法を覚えておけば、健康効果の高いさつまいも調理を作ることが出来ます。 さつまいもに含まれている主な栄養素は、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンE、葉酸、パントテン酸、銅、カリウムといったもので、食物繊維がたっぷりと含まれているので便秘解消に最適です。 また、ダイエットをしている人にも最適と言われており、美容や健康に良いと言われているのです。 さつまいもの収穫となる時期は9月の半ば頃から11月にかけてとなり、秋の味覚としても人気が高い野菜です。 最近は、さつまいもの苗を購入して家庭菜園で作る人や、幼稚園や保育園などの敷地内などでさつまいもの苗を植えて季節が来ると園児達に収穫の楽しさや、おやつなどの用途して作る施設も増えており、作る楽しみ、育てる楽しみ、そして収穫の楽しさを味わえるのです。
さつまいもの苗を作ることの楽しさ
さつまいもには色々な種類が有るといいますが、品種改良が行われることでビタミンを豊富に含むと言うニンジン芋と呼ばれているさつまいもが在ります。 これは「隼人芋」と呼ばれるもので、通常のさつまいもよりもビタミンが多く含まれていると言います。 また、白い色をしたさつまいもは「シモン芋」とよばれるものもありますし、「太白」も白のさつまいもです。 身の部分がオレンジ色をした「アヤコマチ」やさつまいもを代表する品種でもある「ベニアズマ」など色々な種類が有るのです。 因みに、さつまいもはビタミンCが豊富に含まれているため、美肌効果にも最適とされます。 一般的にビタミンCと言うのは過熱をすると壊れてしまうのですが、さつまいもに含まれているビタミンCは壊れにくいと言われており、ストレスの解消や睡眠不足の解消などにも最適な栄養素と言います。 さつまいもの苗は春になると園芸ショップなどに登場します。 5月から7月の中旬にかけてが苗木の植え付け時期で、6月から9月の半ば頃にかけて土寄せや除草をしてあげます。 9月の半ば頃から11月頃が収穫時期で、さつまいもの葉が枯れた段階が収穫の合図になると言われており、採りたてのさつまいもレシピを味わえるのです。
さつまいもの苗を作るのに用意する物
さつまいもは、種から作るものではありません。4月の下旬~5月頃に、ホームセンターの園芸コーナーなどで、さつまいもの苗が束になって、10本程度で数百円という形で出回ります。葉がしおれかけていることもあり、一見すると捨てるべきもののようですが、これが立派なさつまいもをつける苗です。この苗を購入して、直接植え付けるのが最も簡単で楽チンです。 さつまいもの苗の入手方法はそれだけではありません。さつまいもは「種芋」がポリポットで販売されます。さつまいもの種芋は、ポリポットに半分刺さっている状態で、そこから伸びる蔓を育てます。さつまいもの苗として店頭で売られているものを、自分で作ることになるので、その分手間がかかり栽培期間が長くなります。しかし、採取できるさつまいもの苗は、切り取ってもそこからまた出てくるので、軽く10本を超えます。種芋の価格は、既にできて売られている10本いくらの苗と比べると、金額的にあまり大きな差はないので、たくさんの苗を取りたい場合はお得です。 さつまいもの苗は種類が多いです。ホクホクしたものがいいのか、ねっとりとしたものがいいのか、好みで選べます。 さつまいもの種芋は地中に深く埋めるものではなく、地上で育てるものです。プランターや鉢、米袋や培養土の袋などを用意します。通常の植物を植え付けるように、鉢底石と培養土も必要です。また、多肥にする方が良いので、肥料も用意します。
さつまいもの苗の作り方の手順
さつまいもの苗の手作り方法は、とても簡単です。プランターや鉢、栽培袋を用意し、鉢底石を入れてから培養土を入れ、種芋をポリポットから根鉢ごと取り出して植え付けます。栽培袋の場合は、袋の下側に、ドライバーやキリで数カ所穴を開けて、通水できるようにします。土を入れる前でも入れてからでもどちらでも可能な作業です。うっかり忘れても大丈夫です。 さつまいもを作る場合は、肥料はほんの少量で足ります。また、カンカン照りの日を除いて、水やりもあまり必要ありません。前作の肥料の残りで十分育つこともありますし、雨の水分だけで十分なこともあります。さつまいもは土中の栄養分や水分がわずかであっても、吸収する力が強いので、必要な分は得ることができます。肥料やお水を惜しげなく与えると、地上の葉ばかりが生い茂り、さつまいもが大きくならなかったり、味の良くない水っぽいさつまいもができてしまいます。 しかし、種芋は栄養分もたくさん必要としますし、お水も必要です。なかなか蔓が伸びずに首をかしげる人もいますが、ビニールなどで覆ってしっかりと保温をし、肥料とお水、太陽光があればグングン伸びます。さつまいもの植え付けは、遅くても6月いっぱいとされています。梅雨を挟むとかなり伸びてくることでしょう。できた苗は、土と平行に植えても、突き刺すように植えてもどちらでもかまいません。収穫量に若干の差が出ることがありますが、初心者は突き刺す植え方が簡単です。さつまいもができるまで、約90~120日といわれています。ある程度植えっ放しでも育つ楽な根菜類ですが、蔓返しや雑草の除去を怠らず、きちんと管理していきましょう。
さつまいもの苗の作り方のまとめ
さつまいもの苗を植えるためには畑の準備をしなければなりません。 今回が初めての畑と言う場合は元肥が必要ですが、前の年などに野菜の栽培をしている場合は元肥は少量で構いません。 作付けを行う1週間ほど前に、堆肥、米ぬかなどを撒いてから土を良く耕しておきます。 また、堆肥、米ぬか以外も、サツマイモ専用の肥料が園芸ショップなどに有るので、専用の肥料を使う方法もお勧めです。 因みに、肥料に窒素肥料が多い物を利用してしまうと、さつまいものツルだけが大量に繁ってしまったり、さつまいもの芋の部分が成長しないと言った失敗をする事も有るので肥料選びは重要な作業となります。 畝間を60㎝から70㎝ほどとり、高さを30㎝から40㎝の高畝を作っておきます。 こうすることでさつまいものツルが上手く伸びて行く事、そして芋のつきが良くなるなどのメリットが有ります。 尚、さつまいもの苗と言うのは切苗とよばれるもので根は有りません。 苗の切り口部分を水につけておくことで成長をするので、この状態で植え付けを行います。 また、苗は植え付けを行う前、1週間ほど風通しが良い日陰に置いてあげてから植え付けを行う事がコツです。 因みに、さつまいもを収穫した後は少しおいてから食べる方が熟成して甘味が増すと言われています。
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サツマイモは甘くて繊維質で消化もよく、腹持ちが良い食べ物です。積極的に摂りたい食べ物ではありますが、旬野菜でもあり、残念ながら通年を通して手に入るものではありません。そこで、年中手に入る干し芋を使って作るサツマイモレシピ、「かんころもち」を紹介します。サツマイモレシピには色々ありますが、「かんころもち」という名前を初めて聞く人も多いかもしれません。「かんころ」とは長崎県五島の名物で、サツマイモを薄く切り、茹でて乾燥させたもののことを指します。「かんころもち」とは文字通りかんころを使った餅なのですが、本来は収穫したサツマイモを薄く切って天日で乾燥させ、さらに乾燥させたサツマイモを叩いて小さく砕き、臼でひいて粉にするという工程があり、大変な時間と手間をかけた郷土料理です。滋養たっぷりの素朴なお菓子ですが、干し芋と餅を使って簡単に作ることが出来ます。材料も干し芋、餅、蜂蜜、塩とすぐ手に入るものばかりで、添加物の気になるお母さん方にもお子さんに安心して食べさせられるお菓子が作れます。いつでも作ることが出来、保存も利くので常備のおやつとしても重宝しますし、正月に余りがちなお餅を利用することもできます。