藍染の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

藍染を作ることの楽しさ
藍染の染料は、水に溶かしたとき、黄色や緑色に見えます。これに布を浸しても、やはり黄色っぽい色がつくだけなのですが、これに空気をはらませると、青く変わって行きます。色の元になる物質が、酸化することで藍色が発色するのです。同時に、布に染みこみやすかった物質が、布から色落ちしにくい物質に変わるという、優れた技術なのですが、この色の変化が手作り藍染の楽しさのひとつです。作業を繰り返すごとに藍色が深くなっていきますので、好みの色合に染めることができます。 手持ちの服を染めるとき、元の色が白でなくてもかまいません。元があまり濃い色だと藍染の色は見えませんが、薄い色であれば、藍色との混色で様々な色が楽しめます。 落ちない汚れが付いてしまってもう着られないお気に入りの服はありませんか。藍染で深い色に染めれば、汚れも目立たなくなってまた着られるようになります。 また、絞りによる模様を楽しむこともできます。染める布の一部を紐などで縛っておき、染料が付かない様にしておくことで染め残しをつくるのですが、思いもよらない面白い模様になったりして、何度も挑戦したくなります。 手作り方法では、どうしても染めむらができてしまったりして、市販品のようにはならないかもしれません。でもそれが個性のひとつ、誰も持っていない自分だけのものと思えば、愛着がわいてきます。物を大切にする心をお子様と一緒に楽しく学ぶ機会として、藍染を活用するのも良いのではないでしょうか。
藍染を作るのに用意する物
夏らしいものの一つの中に藍染があります。藍染は伝統工芸のプロが作り上げる芸術のイメージがありますが、実は自宅でも簡単に手作りができます。しかも身近にあるものを揃えるだけで手作りできてしまうのです。用意するものは、染めるための布と藍染めセット、バケツ、竿の四つと、たったこれだけです。布は綿・麻など植物性天然繊維の衣類など(綿・麻の混紡もOK)、色は基本的に白の衣類が染めやすいです。基本的に藍染めは植物性天然繊維の布製品ではないと染まらないのでその点だけ注意してタグをチェックしておきましょう。例えば綿60%、ポリエステル40%などの混合衣類の場合は、60%の綿の部分が藍で染まります。藍染めセットに関しては市販で多くの種類のものが売られていますが、田中直染料店の天然藍濃縮液が簡単に色ついて使いやすいです。バケツは染める際に染料をいれ、布をつけるために使うので大きいサイズのものが好ましいです。竿はあれば理想ですが、染め終わった布を乾燥させて干すために使用するので普段洗濯に使っているもので構いません。どこか平らにおけるスペースもあるのなら、そういう場所を使っても良いでしょう。ただ、染料の色が移ってしまう可能性があるので気になる方はビニルなどをかけておいたほうがいいかもしれません。
藍染の作り方の手順
では、用意が出来たところで藍染の簡単手作り方法の手順を紹介していきます。まず、水、染液、水を順番にそれぞれいれたバケツを3つ用意します。この際に左に水、真ん中に染料、右に水をセットしておくとやりやすいです。左の水で衣類に水を含ませ、まん中で衣類に染液をまんべんなく含ませ、そして右の水で一度簡単に水洗いを行い余分な染料を落としていきます。ここで注意するポイントは左のバケツで水を含ませる時に十分なくらい含ませることです。染料の入ったバケツに布をいれる時もたっぷりと染料が含まれるようにしましょう。水洗いをする際は余分な染料を落とし、空気を含ませるようにします。この手順を繰り替えしていくと藍色に変化していきます。染料にひたした後すぐは、衣類が緑色になります。その後、空気と酸化することで緑色が藍色に徐々に変化していきます。 浸す作業が終わり、まんべんなく色がついたところで乾燥させます。その際に、満遍なく染料と酸素が結びつくように衣類全体に酸素が行き渡るようにし、変色をさけるために直射日光を避けるようにしましょう。 意外と家庭で簡単にできる藍染。もちろん、ご自身のおしゃれアイテムをお手伝いしたり、お子様の夏休みの課題としてやっても楽しめます。
藍染の作り方のまとめ
藍染に使う布地は、天然植物繊維のものを選びます。綿、麻などです。化学繊維との混紡であれば、天然繊維の部分だけが染まります。絹は傷んだり縮んだりすることがあるのであまりお勧めしませんが、逆にその効果を楽しむこともできます。 簡単に藍染を楽しむということであれば、大げさな道具は要りません。染めたいものが十分につかる大きさの容器を3つ用意します。染料を、各メーカーの商品説明を見て、自分の目的や、作業にかけられる時間などを考慮して選んで購入します。必要な薬剤がセットになったものが使いやすいでしょう。 藍染の染料は手にも付いてしまいます。特に爪などは染まりやすく、なかなか色落ちしませんので、必ず手袋をして作業してください。 次に基本的な手順を説明しますが、染料の説明を読んで適宜調整してください。 用意した容器は順番に、布を水に浸すためのもの、水に染料を溶かし込んで染色するもの、繊維に染み込まなかった染料を洗い落とすもの、となります。最初の容器で布に十分水を含ませます。染料を溶かした容器に漬けて、万遍なく染料が布にしみこむようにします。最後の容器で余分な染料を絞り落としたら、布を広げて十分に空気に触れさせてください。布の色が変わって行くのがわかります。十分な色が付くまでこれを繰り返した後、全体が空気にふれるようにして陰干しします。染料によっては色止め材などもセットされていますので、必要に応じて使ってください。特に絞りのときは色止めしておかないと、後で洗濯したときに白残りの部分に色が移ってしまいます。 手作り用の染料では、色落ちすることが多いようです。はじめのうちは洗濯の時、他の衣類とは分けて洗ってください。 本格的な染ではないにしても、使えば使うほど味が出てきます。手作りだからこそできる色々な作品に挑戦してみてください。
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藍染の美しさは誰もがあこがれるものでしょう。ただ美しいだけでなく、藍で布を染めると布地が強くなり、防虫効果を持ちます。世界中でデニムが愛用されているのは、実用的だからこそなのです。その中で、Japan Blueとまで称される日本伝統の藍染は使えば使うほど藍本来の深い色合いが出る、芸術品でもあります。藍染はその染料を草の葉から取ります。藍染めの原料となる草は世界中に何種類かあり、それぞれの地域で染色技法が発達しました。日本の藍は染料にすくもというものを使います。このすくも作りが大変難しく、今は希少品となっています。また染付けにも大変な手間がかかります。その手間を経てこそ世界に二つと無い美しい染ができるのです。他の地域では沈殿藍や泥藍と呼ばれる技法が多く、すくもに比べれば少ない手間で藍染めができます。また工業的に作られたインディゴは、物質的には植物から得られる藍とまったく同じもので、この発明がデニムが世界に広がるきっかけになったといわれます。染めの技法と染料に含まれるわずかな不純物の違いが、これらから作られる染物の性質の違いを出します。本格的なすくも染めは非常に敷居が高いですが、自分で簡単に藍染を楽しめる染料がいくつかのメーカーから発売されています。もう着なくなった服を藍染でリニューアルしたり、余っている布を染めてオリジナルの小物を作ってみるのはいかがでしょう。