梅干しのつけ方の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ

梅干しのつけ方を作ることの楽しさ
梅干しつくりのメリットは、自分で梅の実を一つ一つ選ぶことで、愛着がわくことです。市販の梅干しは口に入れてしまえば終わりですが、手作りの梅干しは食べながら、どういう手順で作った、こんなことがあった、など思い出しながら食べることが出来ます。 手作りの醍醐味は、思い出に残ることです。食べて終わるのではなく、心にも残るので、より美味しさを感じることが出来ます。 うまくつけられなくても、「今度は失敗しないぞ」「何が悪かったのだろう」「どうすればうまくいくのだろう」と考えることで、脳が活性化します。 最初は作っている最中にカビが生えてしまうなど失敗してしまうこともあるかもしれませんが、何度も繰り返しているうちに最適なつけ始めるタイミングがわかってきます。つけ始めるのは梅雨前で、梅雨が明けたら干すというのが基本です。天日干しは天気が続く日を選んで、3日かけて干します。梅干しを上手につけるには、天気予報もしっかりチェックしておくことがポイントです。 自分で作ることでご飯にのせるアクセントというイメージから、奥の深い料理というイメージに変わってきます。 いろいろなアレンジができるので、何度も挑戦してみると良いでしょう。次第に梅干しのつけ方のコツがつかめてきます。
梅干しのつけ方を作るのに用意する物
プロが漬けた梅干しは見た目にも美しく美味しいものですが自分で漬けたものは特別はものです、少々見た目が悪くても美味しさは格別なものがあります、梅干しのつけ方は難しそうですが幾つか注意するポイントを守れば意外と簡単で失敗することも少ないでしょう、慣れて上達すれば美味しさや香りに磨きのかかった美味しい梅干し作りの達人になれるかもしれません。 そんな梅干しのつけ方を初心者でも失敗なく漬けられる白梅干しのつけ方を通して基本的な手作り方法で実践してみましょう。 用意するのは梅酒に使う青梅ではなく柔らかく黄色味を帯びて完熟している梅を2kg、味塩ではなく粗塩を昔ながらの塩分高めで梅の重量に対して20%の400g、これより低めな塩分はカビが発生しやすくなるので慣れてからにしましょう。 漬け込み容器は2kgの梅が楽に入るプラスチック容器などを使いますが作業が楽ならばホーローの容器などでも構いません、他にはその容器の内袋として使う厚めのビニール袋、キッチンペーパーと爪楊枝と綿棒と輪ゴム、そして梅を天日干しにする際に使うザルと容器から雑菌を減らすホワイトリカーを多めの300mlほど、あとは重しと出来上がりの白梅干しを保存する容器を用意します。 白梅干しは梅のみで漬ける基本的な梅干しなので赤紫蘇は必要ありません、白梅干しに慣れたらもうひと手間必要な赤紫蘇を使った梅干しにチャレンジしてみましょう。
梅干しのつけ方の作り方の手順
まずは手首から先をしっかりと洗います、梅を水に浸すと茶色く変色し使えなくなってしまうので2~3個ずつ流水で丁寧に洗ってからキッチンペーパーで水気をきれいに拭き取っておきます。 梅のホシを爪楊枝で取り除き綿棒でキッチンペーパーを押し当てて乾かします、この時点で傷んだ梅があれば取り除きます。 漬け込みに使う内袋にホワイトリカーを入れて満遍なく行き渡るように振って捨てます、あとは自然乾燥させるのですがホワイトリカーが少々残っていても構いません。 漬け込み容器に内袋を広げて掛け、底に少量の塩を振り、その上に梅を並べて塩を振るという作業を繰り返し、一番上に積もるように残りの塩を振ります、空気を抜いて内袋の口を輪ゴムで縛り、その上から皿や雑誌など1kgほどの重しを乗せます。 2日ほどで梅酢の上がり具合を確認し、遅いようなら重しを追加します、梅酢に浸っていない梅はカビの原因になりますので3日ほどで梅全体が梅酢に浸るようにします、内袋に空気が溜ればなるべく抜きましょう、時々カビが生えていないかチェックしながら1ヶ月ほど梅酢の中に漬けたままにします。 万が一カビが発生していたら初心者ならば復旧対策はとらず梅のジャムにでも転用するという別のプランも想定していたほうが気分的にも楽です、次の機会に再挑戦しましょう。 カビの発生がなければ晴天が続く日に合わせてザルに並べ天日干しをします、初日は午前と午後で裏返し夕方に梅酢に戻します、2日目以降も同じように干すのですが夕方は取り込まず夜間も干したままにします、雨が心配な時は屋内に取り込みましょう。 3~5日目でパサついた感じになれば白梅干しの出来上がりです、保存容器に移して冷蔵庫か涼しい場所で保存しましょう、できれば半年ほど寝かせると塩分がまろやかになります。
梅干しのつけ方の作り方のまとめ
梅干しのつけ方レシピで用意するのは、完熟梅(黄色)1kg、粗塩200g、丈夫なビニール袋、殺菌した保存容器、の4つです。梅:塩=5:1と覚えておきましょう。 事前準備として、保存容器を殺菌します。お湯で丁寧に洗い、逆さまにして清潔なふきんの上にのせて乾燥させます。気になるようならば、アルコール消毒のためにホワイトリカーをつけたキッチンペーパーで中を拭いておくと良いです。 完熟梅を丁寧に水洗いして、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。楊枝などでなり口のホシを取り除きます。 全て取り除いたら、保存容器に完熟梅と塩2/3を交互に入れます。全て梅を入れ終えたら、一番上に残りの1/3の塩を入れます。 この後、ビニール袋を二重にして、保存容器の蓋口に広げます。ビニールを二重にするのは、この後ビニールに水を入れて重石の代わりにするときに、水が漏れてしまわないようにするためです。 ビニールを広げたら中に水を注ぎ入れて、均等に重さがかかるようにします。水の重石を使うことで、均一につけあがります。 ビニール袋の上の口をしっかり縛って、蓋を閉めます。 頃合いを見計らってあとは天日干しすれば完成です。赤シソを使わない干し方なので、簡単に作ることが出来ます。
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梅干しは防腐作用もあり、夏のお弁当作りにも大活躍します。自分で手作り方法を知っておけば、甘さ、しょっぱさ、などを自由に調節できるので便利です。市販の梅干しと違い、手作り品は一粒ずつ大きさも形も違います。市販品ではこういう梅干しは規格外で取り除かれてしまいますが、手作りでは大きさも形も不揃いで、それがかえって愛着をわかせてくれます。梅干しのつけ方は、その家によって味が違うと言われています。梅の実の出来具合、味付けに使う調味料、分量、時間、などによって味が変わってくるからです。ここでは、ご飯のアクセントとして食べられる梅干しの作り方を紹介します。一度自分でつけてみると、どういう材料を使えばどういう味わいになるのか、という調理の化学がわかってきます。一度虜になれば、この面白さは忘れられません。ご飯と一緒に食べるのはもちろん、甘めに味付けしてお茶菓子として出しても喜ばれます。つけ方を覚えてしまえば簡単ですし、保存方法を間違わなければ長期間保存がききます。夏場にはおにぎりに入れることで、腐りにくくする作用もあります。梅干しをペーストにしてきゅうりと和えたり、そうめんにのせて食べるなど、調理にも活用出来ます。