豆乳で豆腐の簡単な手作り方法や作り方・DIY・レシピ
豆乳で豆腐を作ることの楽しさ
そもそも、一般的に売られている豆腐は、この豆乳に「にがり」というものを混ぜて固めたものです。にがりというのは、製塩する際に、海水を煮詰めたときに残った液体のことをいいます。塩化マグネシウムを主成分としたミネラルが豊富な液体です。昔からにがりは豆腐の凝固成分として利用されてきました。商品にもよりますが、ほとんどの場合、豆腐は材料を揃えて手作りするよりも、スーパーなどのお店で買う方が安く済みます。しかし、手間をかけて手作りした自家製の豆腐は、味わい深く、贅沢なものです。また、作っているうちに、分量や固め具合などのコツが分かるようになり、自分好みの豆腐を作ることができます。また、使用する豆乳やにがりの種類を変えることで味の変化も楽しめるはずです。また、豆腐は日本の伝統的な食材でもあります。そのため、自分で豆腐を作ってその過程を知るということは、大変勉強になることです。特に、子どものいる家庭で、豆乳で豆腐作りを行うことは、「食育」という面でも非常に重要なことと言えます。スーパーでなんでも食材が手に入ることが当たり前になっている最近の子どもたちにとって、その食材が作られる過程を知ることは大切な勉強です。そのため、親子で楽しみながら、豆乳で豆腐を作ってみると良いでしょう。
豆乳で豆腐を作るのに用意する物
豆乳で豆腐を作る場合、用意する物 無調整豆乳または成分無調整豆乳250ML、液体のにがり5cc、ボウル、おたま、泡だて器、計量スプーンなどの調理器具、耐熱容器 豆乳で豆腐をつくるには電子レンジを使用すると簡単にできます。電子レンジに強い耐熱容器を用意するようにします。 豆乳には無調整豆乳と、調整豆乳、豆乳飲料があります。調整豆乳には飲みやすいようにカルシウムや糖分が含まれています。豆乳飲料はより飲みやすくするため香料や水、糖分が入っています。そのため、この二つの豆乳ににがりを入れても固まりません。無調整豆乳か成分無調整と書かれているものを選びます。なお、大豆固形分が8%でも豆腐はできますが、よりしっかりした豆腐にするには10%が良いです。 にがりは海水から塩分を取り除いた後に残っている水分の事です。なめるととても苦く、にがりを大量にとると下痢などの症状が出てきます。また、肝臓が弱い方は体内のマグネシウムをうまく排出できなくなり、高マグネシウム血症を引き起こす場合もありますが、にがりは適切な量を取ると、免疫効果が高まり、肌あれも改善されます。にがりを入れる際は計量スプーンを用いて正確に入れるようにします。
豆乳で豆腐の作り方の手順
豆乳で豆腐を作る手作り方法は、まず、無調整豆乳か成分無調整と書かれている豆乳とにがりを良く冷やしておきます。これは豆乳とにがりをかきまぜる際、均一に混ざるようにするためです。 次に冷えた豆乳をボウルに入れ、その後計量スプーンで量ったにがりを加えます。その際ゆっくりと入れるようにします。 片手で計量スプーンを持ちもう一方の手で泡だて器を持つと入れながらかきまぜることができます。豆乳に泡が立ってしまうとぱさぱさした食感になってしまうので、泡が立たないようゆっくりかきまぜます。 かきまぜた液体を容器に入れラップをゆったりとかけます。破裂しないよう、ラップはピタッと貼らないようにします。なお容器はあまり深めの物でなく、浅めの物を使用します。深めだと容器の下の方が加熱されていないことが多いためです。 電子レンジに入れ、500Wで1分加熱します。取り出してみて豆腐がゆるそうだったり、液体が多めに出てしまう場合はもう10秒加熱し様子を見ます。初めから長い時間加熱してしまうとパサパサしてしまうので様子を見ながら少しずつ加熱します。加熱されたかどうかの判断は液体の表面が泡立っているかを見ます。 電子レンジで加熱後ラップをとらず、5分ほど蒸らしたら完成です
豆乳で豆腐の作り方のまとめ
豆乳で豆腐を作るときに必要な材料は、豆乳とにがりです。豆乳を選ぶときには必ず成分無調整のものを選ぶことが大切です。豆乳250㏄に対し、にがりは5㏄程用意します。手作り方法としては、まず豆乳をボウルに入れ、泡にがりを加えます。泡立てないように泡だて器で優しくかき混ぜます。泡立ててしまうと、仕上がりの際に「す」が出来て、舌触りが悪くなってしまうので注意が必要です。また、凝固ムラができないようにするためにも、しっかりとかき混ぜるようにします。しばらくかき混ぜると、豆乳にとろみが出てきます。とろみが出てきたら耐熱容器に移し、ラップをゆったりとかけます。このとき、密閉せずに必ず空気の通り道をつくっておくことが大切です。ラップをかけたら電子レンジで加熱します。目安としては、600wで3分から4分程度加熱します。このとき、量が多すぎると固まりにくくなる可能性があるので、たくさん作りたい場合には少量ずつ浅めの容器に入れて加熱すると良いでしょう。また、慣れないうちは様子を見ながら加熱するようにし、凝固がゆるいようであれば、さらに数十秒追加して加熱するようにします。加熱後はラップをしたまま5分程度蒸らしたら出来上がりです。出来たてのアツアツの状態の豆腐を食べられるというのも、手作り豆腐のメリットです。
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豆腐は大豆からできています。大豆は「畑の肉」ともいわれており、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルなどのさまざまな栄養素を含む、栄養価の高い食品です。また、豆腐は「機能性食品」としても注目されています。その効果としては、血液中のコレステロールを低下させる働きや、脂肪代謝促進、脂肪肝の予防、骨粗鬆症、乳がんの予防、動脈硬化の予防、活性酸素除去、記憶力の向上、認知症予防などが挙げられ、さまざまな効果が期待されています。このように、豆腐は健康を維持する上で非常に有用な食材と言えますが、ほとんどの人が豆腐をスーパーなどのお店で購入していると思います。しかし、実は豆腐は自宅で簡単に作ることができます。自宅で豆腐を作るときに必要な材料は「豆乳」です。豆乳というのは、豆腐などを作る過程で、大豆を茹でてすりつぶして絞ったときに出る液体のことをいいます。大豆を絞った液体であるため、豆腐と同様に、良質なタンパク質をはじめ、多くの栄養素が含まれています。最近では成分無調整の投入や、調整豆乳、豆乳飲料などさまざまな商品が売られています。この市販の豆乳を利用することで、自宅で豆腐を簡単に手作りすることができるのです。